シロッコがEVになって復活、というウワサ。
シロッコは売れ行き不調によって次期モデルの予定はない、と伝えられており、しかし今回AutoExpressが「シロッコはMEB(VWのEV用プラットフォーム)を採用したエレクトリックモデルとして開発中」と報じています。
シロッコというとぼくが短期間ながら所有しており、久々に足回りにまで手を出した車ですが、その車高やツライチ度に関しては我ながら「決まった」と考えており、カスタム的満足度が高かった車。
ただしその価格は新車だと異常に高く、当時同じエンジンを積むゴルフが278万円くらいだったのに対してシロッコはこれよりも100万円以上高価な価格設定。
さすがにこの価格では売れようもなく、後に値下げを行っていますが、それでも割高感は拭えずにそのまま廃盤。
なお同世代のゴルフRが505万円だったの対してシロッコRは523万円でしたが、ゴルフRは4WD、シロッコRはFF。
正直「なぜこんなに高いのかわからない」という車であったのは事実です。
それでもぼくが購入したのは「格好良かったから」というだけの理由で、しかし「新車で購入すると売る時に痛い目を見る」ということはわかっていたため、ディーラーのデモカー落ちを格安で入手した、という経緯も。
AutoExpressによると、フォルクスワーゲンが「EVシロッコはエモーショナルな車になる」「最終のシロッコと似たようなデザインになる」と語ったと報じているので、VWから何らかの話を引き出したのは間違いなさそう。
加えて170馬力から300馬力程度までのモデルをラインアップし、前後にモーターを持つ「4WD」も登場するとしており、これが実現すればぼくとしては狂喜乱舞。
フォルクスワーゲンはそのEVブランドとして「I.D.」をスタートさせますが、この「EVシロッコ」が名前を変えて「I.D.ブランド」から登場するのか、それとも「フォルクスワーゲン・ブランド」からシロッコEVとして復活するのかは不明。
しかしながら現行ゴルフのエレクトリックバージョンは「I.D.に吸収されて消滅する」と言われているため、やはりEVシロッコはI.D.ブランドより、その姿だけを引き継いて「ニューモデル」として登場するのかもしれませんね。