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トヨタの安全運転支援デバイスは90%も事故を減らせることが判明。トヨタは2018年末までに9割の車にこれを採用

投稿日:2017/09/11 更新日:

トヨタ車に採用される新技術で最大90%も追突事故を減少させることが出来る、とトヨタが発表
この技術とは「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス=衝突回避支援パッケージ)」と「インテリジェントクリアランスソナー(ICS)」で、トヨタ・セーフティセンス単体で装着している場合は事故が(装着していない車に比べて)50%減少する、とのこと。
さらにはこのトヨタ・セーフティセンスに加えてICSを装着した車両では追突事故がなんと90%減少(つまり1/10に)した、としています。

なお、トヨタによると「Safety Sense PおよびICSを搭載する車両」は「安全運転サポート車(高齢者推奨)のワイドに相当」とのこと。
最近この「安全運転サポート車」という表現をよく聞きますが、詳細を把握できていないので調べてみると、これは経済産業省が取り組んでいる安全運転サポート車の普及啓発活動に関連するもので、その安全装備の内容によって「ワイド」「ベーシック」「ベーシック+」とに分かれる模様。

その内容は下記のように定められています(”ワイド”が一番安全性に優れる)。

ワイド → 自動ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを装備
ベーシック+ → 自動ブレーキ(対車両)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置を装備
ベーシック → 低速自動ブレーキ(対車両)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置を装備

加えて経済産業省では安全運転サポート車を「セーフティ・サポートカーS」とし、相性を「サポカー」「サポカーS」とわかりやすく決めてロゴを配布するなど啓蒙活動を推進中。

なおトヨタは「Toyota Safety SenseとICSとを組み合わせて装着する車両の設定を、2018年度末までにコンパクトカーも含め、販売車両全体の約9割まで拡充」としており、これが進むと事故が大幅に減ることになりそうです。
加えてマツダも独自の安全運転支援技術「i-ACTIVSENSE]を2017年中に全車種に搭載すると発表しており、こちらも大きな期待ができますね。

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スバルがトヨタ、ホンダを抜いて「国内安全性最高評価」に。3年ぶりにクラウンのスコアを更新

スバル「インプレッサ」「XV」が衝突安全性能評価において208点満点中199.7点を獲得し、「国産車最高ランク」に。
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これまでの最高得点はトヨタ・クラウンだったそうですが、これを3年ぶりに更新したことになるようですね。

なおこれは「自動車アセスメント」=JNCAP(Japan New Car Assessment Program)によって評価されたもので、これは国土交通省とNASVA(独立行政法人 自動車事故対策機構)が行う車種別衝突安全評価に基づくもの。

ダイヤモンド・オンラインでは、100万台程度の販売「しか」ないスバルが、1000万台を売るトヨタや500万台を売る日産やホンダなど上位三社を差し置き、なぜ最高得点を獲得できたのかということに言及。

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加えて「いたずらに販売台数を追求しない」という”集中と選択”により、車種を絞って「アイサイト」「シンメトリー4WD」というスバル特有の価値を追求した、という戦略にも触れており、たしかにスバルはミニバンからも撤退しジャスティとBRZ以外は共通性の高いモデル構成。
これは同じくミニバンから撤退し「スカイアクティブ」をコアにブランディングを推し進めるマツダとよく似た戦略で、「規模が小さいから」こそできる戦略でもありますね。

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反面、「集中」した分野以外には弱いことも懸念として挙げられ、これからの時代に必須とも言える「エレクトリック化」についてはひとつの課題。
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ちなみに今回の自動車アセスメントにおいては「星(スター)」によるランク付けも行っており、最高ランクのファイブスターを獲得したのは日産・セレナ、ホンダ・フリード、トヨタ・アルファード/ヴェルファイア、トヨタ・プリウス/プリウスPHV、ダイハツ・ブーン/トヨタ・パッソ、そしてスバル・インプレッサ/XV。

 

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