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フェラーリが「モンディアル」をイメージした488スパイダーを公開。「テーラーメイド」によるワンオフモデル

2017/09/14

フェラーリがフランクフルト・モーターショーにて、そのカスタム・プログラム「テーラーメイド」で仕上げられたワンオフの488スパイダーを公開。
フェラーリ創立70周年を記念し作成されたものですが、イメージはポルフィリオ・ルビロサ氏に所有されていた、1954年の「500モンディアル・スパイダー」。
同氏は1950/1954年にル・マン24時間に参戦し、そのほかにもフェラーリで多くのレースに参戦。
残念なことに1965年にフェラーリ250GTの事故にて命を落としています。

ボディカラーはブルー、そしてフロントフードとフロントフェンダー後端にはイタリアントリコローレ。

ボディサイドには「235」の数字。
ポルフィリオ・ルビロサ氏がいずれかのレースで使用したゼッケンだと思われます。

テーラーメイド」は上述のようにフェラーリの内外装においてカスタムを行うことができるプログラムですが、その範囲は実に広く、シートだと「カシミア」「デニム」の使用も可能。
大きく分けると3つのラインがあり、レースをモチーフとした「スクーデリア」、クラシックな素材や雰囲気を追求する「クラシカ」、革新的/実験的な素材や手法を用いる「インエディタ」があり、様々な顧客の要望にこたえる、としていますね。

この車両の場合、インテリアはブラックを基調にレッドのシート、そしてブルーのステッチ。

シート素材は「ファブリック」。
思ったよりも速い速度で「脱レザー」が進んでいるようで、このままだと数年でレザーが「時代遅れ」になるのかもしれません。
バルクヘッドには記念プレートがありますね。

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