~ホンダがレトロ調EVの拡充について明言~
ホンダはジュネーブ・モーターショーにてアーバンEVコンセプトを発表し、東京モーターショーではスポーツEVコンセプトを発表。
とくにジュネーブの後には「今から欧州で発売する車はすべてエレクトリック化」など、急激なEVシフトの動きを見せています。
そして今回は東京モーターショー開催期間中に「いつかは明言できないが、さらにEVコンセプトはラインアップを拡大する」とホンダのデザインチーフが言及した、との報道。
アーバンEVコンセプトについては「100%コンセプトどおりのデザインとなるようにする」
同じくこの場で「アーバンEVコンセプトはN600と初代シビックをイメージしたもの」と改めて述べ、スポーツEVコンセプトについては「S800クーペへのオマージュ」と公言。
さらにホンダにはデザインの源となるような、特徴的なクラシックモデルが多く、それらを参考に今後の展開を行うことになりそうですね。
アーバンEVコンセプトについては2019年の市販がアナウンスされており、ホンダ側も「アーバンEVコンセプトのデザインは100%市販モデルへと反映させる」としているものの、「ただし細部は異なってくる」とも。
ただ、この「細部」は非常に重要で、アーバン/スポーツEVコンセプトの特徴は「継ぎ目を感じさせない」スマートフォンのようなデザインが一つの特徴であり、ここに「継ぎ目」や「凸凹」が出てくるとかなりコンセプトと異なるイメージとなる可能性もありそうです。
なお現時点ではバッテリーやモーターのスペックは全く不明。
実際のところホンダ側でも確定していないのだと思われますが、いずれのメーカーもEVについては「見切り発車」に近い状態のようですね。