グループ内各ブランドの要素が融合したレンダリングが登場
CGデザイナー、Qendrim Thaqi氏の考えた「ポルシェ9RE」。
詳細は不明ではあるものの、面白いのはブガッティやランボルギーニなど、現在ポルシェの属するフォルクスワーゲン・アウディ傘下各ブランドからの影響が見られること。
ヘッドライトそのものは「クワッドLED」の面影を残しているものの、車体後半はブガッティ・シロンっぽいデザイン。
フォルクスワーゲン・アウディグループは共通したデザイン要素を持っている
現在、「アウディ」「フォルクスワーゲン」「ポルシェ」「ランボルギーニ」「ベントレー」は共通したデザイン言語を持っており、それはフロントバンパー内の「ハの字」。
その表現方法に差はあれどもフロントバンパー内に「横基調のルーバー」、「ハの字」を持つことには変わりはなく、リアだとナンバープレートを取り付ける部分にもプレスラインで「ハの字」が再現されています。
もちろん各ブランドともデザイナーは異なり、しかしこういった共通性があるということは「グループ内で、ブランド間を跨いだ(デザイン共通化の)指示」が飛んでいる、と考えて良さそう。
今回、このデザイナーさんは明らかに「ポルシェがVWアウディグループに属する」ことを意識して今回の「ポルシェ9RE」に同グループ内のデザイン要素を反映させたことになるかと思います。
今までにも様々な作品があったものの、「グループ間」での共通性を考えたレンダリングというのは非常に珍しいですね。
そんなわけで様々な要素を持つことになった9REですが、918スパイダーの後継、と考えていいかもしれません。