BMWはかなり具体的なプランを持っていた
BMWが今回2025年までの「エレクトリック化」計画を発表。
BMWはかねてよりEVやプラグインハイブリッドの投入に熱心な会社でもありますが、以前に創業100周年を迎えた際に明確にその方向性を打ち出しています。
加えて「スポーツ」よりも「モビリティ」としての自動車に可能性を見出しているようにも見えますね。
本気でBMW全体をEV/PHEVへ全て移行させるつもりのようだ
これを見ると現在は「第四世代」に突入しており、その中で直近に発売されるのが(先日発表された)i8ロードスター。
加えて、かねてより話題に登っているミニのEV版が登場することもわかります。
そのほかにX3のEV版、そしてちょっと驚くのがiNext。
これは「i Vision Dynamics」の市販モデルと思われますが、2021年あたりには登場、ということになりそう。
さらにBMWはEVに関して新しいプラットフォームのプランも公開しており、これによると「ハイボリューム・ポジション(量産車)」と「パフォーマンス・ポジション(ハイパフォーマンスカー)」の2パターン。
前者はFFを基本レイアウトとし、モデルもしくはグレードによってはリアアクスルに小さなモーターを追加して4WD化するもの。
FFだと134馬力、後輪駆動だと268馬力となり、0-100キロ加速は6-9秒程度。
後者については基本的に4WDで、前後に強力なモーターを積むようですね。
こちらについては0-100キロ加速について3秒以下を実現する可能性がある模様。
さらにはバッテリーセルについても。
最小でも航続距離450キロ、最大だと700キロ程度。
ヴェールをかけられたシルエットが実際の車を表すのかどうかは不明ですが、「エグゼクティブ・クラス」にスーパースポーツカーのような車体も見られます。
さらにはコンポーネントについても。
現在は「バラバラ」になっているパワーユニット、トランスミッション、コントロールユニットなどを「統合」したものを作る、と示していますね。
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