| BMWがハイパワーな直6エンジンを新開発 |
BMWがM3/M4/X3 Mに新エンジン、S58(直6ターボ)が搭載される、との噂。
これは現在のS55に比較して完全新設計となり、444馬力(コンペティションパック装着)から一気に475馬力へと増強される見込み。
これによってM3/M4、X3Mはライバルを圧倒するだけの動力性能を持つに至ることになり、一気に競争力がアップ。
まだまだガソリンエンジンに可能性?
なお、BMWは現在エレクトリック化を進めており、今後はプラットフォームについても「一本に絞る」と発言しているほど。
その状況において「既存エンジンの改良」ではなくわざわざ「新型エンジンを新規開発」するということは、今後BMWはまだまだガソリンエンジンに対して「将来性」を感じているということになり、これは「朗報」とも言えるもの。
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例えばフォルクスワーゲン・アウディグループはすでにエンジンバリエーションを縮小させることを決めており、V6エンジン、V8エンジンについてアウディはすでに「開発停止」。
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各社とも新規エンジン開発縮小の折、エレクトリック化を率先して進めてきたBMWが新規にエンジンを開発するというのは興味深い事実ではありますが、たしかにM部門は「エレクトリック化は当面ない」とも語っており、AMGとは異なって「ガソリンエンジン重視」で行くことになりそうですね。
なおBMW(Mディビジョン)は4WDの方やハイブリッドは比較的重量の重いモデルに採用されるべきで(M5やM8、X3 M/X5 /X6 M?)M3やM4はシンプルであるべきだとも語っており、たしかにその発言と今回の新エンジン開発は合い通じるところも。
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