| テスラ・モデルSはテスラが破綻する前に買え |
前GM副会長でありカーコレクターでもあるボブ・ラッツ氏が「テスラ・モデルSが買えるうちに買ったほうがいい。そのうちテスラの経営が立ち行かなくなり買えなくなる」と発言して話題に。
ボブ・ラッツ氏はGM、クライスラー、BMWなどを渡り歩き、これまでもダッジ・ヴァイパー、プリマス・プロウラー、PTクルーザーといったマニア受けのする車を世に送り出したことで有名。
ボブ・ラッツ氏の言うことは信用できる
GMではカマロをレトロルックにて発売してヒットに結びつけるなど、「わかってる」製品企画で知られますが、いずれの車も「クルマ愛がないと」作れないものばかりで、同氏のクルマに対する深い造詣や愛情も理解できますね。
そのボブ・ラッツ氏ですが、本人はテスラ・モデルSの熱心なファンでも知られ、「加速、ハンドリング、ブレーキングにおいて”ベスト”セダンと言える。加速ではスーパースポーツも敵わない」と以前から発言。
つまりはテスラ・モデルSを愛するあまりに「テスラが潰れたらモデルSも買えなくなるので、コレクターは価値の高いモデルSを今のうちに購入しておくべきだ」という趣旨となりますが、実際にテスラが破綻すると真剣に考えているかどうかは不明です。
なおテスラは昨年に米経済誌より「1分あたり100万円の損失を出している」と報じられたり、フォルクスワーゲンCEOから「社会的責任を全うしていない」と非難されるなど何かと話題。
期待の「モデル3」も生産が思うように進まないなどの問題はあるものの、株式市場に関しては圧倒的にテスラを支持しており、今のところ倒産の心配はなさそうです。
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