| マリオットとはいえど安心できない |
サンクト・ペテルスブルグのマリオット・ホテルにて、バレーサービスの係員が預かったフェラーリ458を知り合いに貸したとして訴えられることに。
訴えたのは弁護士でフェラーリ458イタリアの所有者、ジェームズ・フォウラーさん。
コトの成り行きとして、昨年7月にマリオットにクルマを預けていたところ、28歳のレヴィ・ミルズ氏なる男性がバレーサービスを訪れ、そのフェラーリ458は自分のもので、チケット(バレーサービス依頼時の引換券)は車の中に置いてある、と主張。
バレーサービスが他の人にキーを渡してしまう
その後ミルズ氏は見事フェラーリをゲットし、彼女とともにヒャッハーするわけですが、とにかくドライブモードほか色々と試していたことも判明しています。
そして彼らがドライブしていたところ、「テールランプが点灯していない」という理由で警察が彼らのフェラーリを停止させ、(挙動が怪しかったのか)車を調べたところ車内からコカインとマリファナが発見されて逮捕→事の成り行きが発覚、ということに。
なおミルズ氏は無罪を主張し、ホテルが自分にキーをくれたのであって車は盗んでないと言い張っており、まずはコカイン摂取について立件。
彼女のほうはマリファナの所持について罪を問われているようですね。
そしてフェラーリ458本来の持ち主であるジェームズ・ファウラーさんはホテル側を相手取りフェラーリの検査や修理費用ほか損害賠償を請求。
その額は不明ですが、ホテルは(名誉維持のためにも)これを受けるしかなさそうです。
バレーサービスは主にホテルの駐車場などでクルマを預かり、駐車しておいてくれるサービス。
帰るときにもクルマを持ってきてくれたりして大変便利ですが、正直「信用できない」というところも(ぼくは基本的にバレーサービスは断っている)。
なおホテルの他にもショップや陸送会社、ディーラーが顧客の車を乗り回したり、挙句の果てに事故を起こしてしまうケースも少なくはなく、「なぜすぐにバレるようなことをするのか」と考えたりします。
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