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珍しいアストンマーティンDB11のカスタム。ブラバスが503→610馬力へ、そしてエアロもプラス

2018/03/12

| スターテック×ブラバスのダブルネーム |

ブラバスのカジュアルブランド、「スターテック」がアストンマーティンDB11をカスタム。
今回の対象は「V8モデル」ですが、もともと503馬力のところを610馬力まで一気に引き上げており、これはV12モデルの「600馬力」よりも高い数字。
なおV8モデルに搭載される4リッター・ツインターボエンジンはメルセデスAMGより供給を受けたものであり、スターテックとしてはこれのチューンにノウハウがあった(メルセデス・ベンツのチューンが得意)ことからV12ではなくV8モデルを素材として選んだのかもしれませんね。

アストンらしからぬ迫力増強

今回スターテックではこのチューンドDB11を「SP610」と名付けており、内外装を大きくカスタム。
外装はフロントスピリッターやサイドステップを含むエアロパーツ装着、そしてホイールも21インチサイズへと拡大(おそらく車高も落ちている模様)。

インテリアは外装以上に手が入り、メーターサラウンド、シートなどいたるところにカーボンファイバー。
さらにシート表皮は張り替えられ、ダッシュボードやドア内張り、フロアマットともどもブラウンレザーへと変更されています。

なおスイッチのノブなど金属パーツは「カッパー」へと変更され、重厚さと高級感を演出しているようですね。

エンジンルーム内のブレースバーもカッパー。

ルーフやサイドスカットルもカッパー。
ブラバスブランドでは好んで「ブラック」を用いているものの、スターテックではこういった「マットグレー」「カッパー」を好んで使用する傾向にあるようです。

なおアストンマーティンのカスタムは非常に少なく、それは「アストンマーティンの車体デザインレベルが高く、手を出しにくいのか」「アストンマーティンのオーナーがカスタムを好む人種ではないのか」どうかは不明(たぶん後者だと思う)。

アストンマーティンは自前のカスタム部門「Q」を持ちますが、マクラーレンやロールスロイスのように「そこでカスタムした」車両を公開する機会も少ないようです。
「Qの利用率が低いのか」「オーナーは紳士が多く、表に出たく(出したく)ないのか」もわかりませんが、これも後者が多いのかもしれません。

なおDB11のトランスミッションは8AT、駆動輪は後輪のみとなり、今回のカスタムによって0-100キロ加速は3.8秒(ノーマルは4秒)、最高時速は310キロ(同300キロ)へと向上している、とのこと。

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