注文したランボルギーニ・ウラカンについて、ボディカラーやオプションなど、「仕様」を決定するにあたって考慮した事項、またその過程などをまとめてみました。
ウラカンは実に多種多様な選択肢があり、現在は「アド・ペルソナム」まで含めると「無限」に近いカスタムを純正にて行うことが可能となっています。
先日に注文したランボルギーニ・ウラカンの仕様ですが、現段階ではさほど詳細を決める必要はなく、契約書にサインをしたのみ(そのために意外と実感がわかない)。
とりあえず予定としては、ボディカラー:ビアンコ・モノセルス、内装は黒一色、ホイールは鍛造、ブレーキキャリパーは黄色が最有力です。
ビアンコ・モノセルスはガヤルドと同じ色ですが、ぼくはこの色が気に入っていますし、「一角獣(ユニコーン)の白」というネーミングも気に入っています。
そしてガヤルドに対する敬意や感謝というものも、ぼくの中では少なからず存在し、そのためにそれを引き継ごう、という気持ちもありますね。
ブレーキキャリパーについては黄色かオレンジかで迷ったのですが、オレンジにするとテールランプ等赤い部分との色の差が小さくなってしまうので、 黄色を選び、外装の色は「白、黒、赤、黄色」という組み合わせが良いのでは、というところ(もちろん暫定であり、大幅な変更の可能性もある)。
内装についてもこの色の組み合わせをステッチなどで再現する可能性が高く、現在いろいろと考えているところです。
ランボルギーニ・ウラカンのブレーキキャリパーはカラー選択が可能(有料ですが)。
シルバーに加えてブラック、イエロー、オレンジ、レッドがあります。
とりあえずlambocarsのカーコンフィギュレーターで試してみましたが、見たところイエローがバランス良さそうですね。
ガヤルドのブレーキキャリパーは黒ですが、これは「足回りをひきしめて見せたかった」ということもあり、しかしちょっと寂しかったことも事実。
ブレーキキャリパーをイエローにするとその波長の長さから、かなり目立つことは間違い無く、そうなると逆にシンプルさが失われてアクが強くなるであろうことも想像できます。
そして、後に何かストライプたとえばイタリアン・トリコローレを入れようと考えたとき、おそらくイエローのブレーキキャリパーは色が邪魔をする可能性が高いですね。
考え始めると悩みは尽きませんが、今のところ、ウラカンのブレーキキャリパーはブラックかイエローの予定です。
一度はホワイトでほぼ決まりかけたランボルギーニ・ウラカンのボディカラーですが、最近になり別の色も検討しています。
様々な色を検討した結果、現在の候補として残っているのはブラック(ソリッド)、イエロー(パール)、そしてホワイト。
パールはオプションですので、45万円ほど支払う必要がありますが、ある意味「ランボルギーニらしい」色です。
ウラカンは複雑な面構成を持ちますので、パールのほうがよりデザインが引き立つようには思います(光を受けると陰影がつきやすい)。
さらに黄色は波長の長い色なので、明るいところと影になっている部分がはっきりし、より立体的に見えるかもですね。
反面、ソリッドだと日差しが強くなければあまり面によるコントラストが目立つことはなく、ぼんやり見えるかもしれませんね。
まだ仕様決定までには時間があると思うので、もう少し考えます。
まだまだ検討を重ねている、ランボルギーニ・ウラカンのボディカラー。 今のところビアンコ・モノセルス(白)とジアッロ・ミダス(黄色)が同点首位。次いでネロ・ノクティス(黒)。
白系についてウラカンは3色用意されていて、まずはビアンコ・モノセルスとビアンコ・イカルス、ビアンコ・カノプス。 ビアンコ・モノセルスはソリッドのホワイトで、混じりけの無い白。
ビアンコ・イカルスは「メタリック」に分類されているので、白にメタリックを混ぜたような色で50周年記念車に採用された「ビアンコ・オパル」に近い色ではないかと考えています。 ビアンコ・カノプスはマットホワイト。 これらの中でなぜぼくがビアンコ・モノセルスを候補としているのかというと、ガヤルドと同じ色でありその色をとても気に入っていること、が挙げられます。 また、「モノセルス」、つまり一角獣=ユニコーン、というネーミングも良いですね。
ビアンコ・イカルスは実際に見たことが無いということと、そのため予想と異なる色であったときのショックが大きい可能性を考え、見送った方が良いかと考えています。 ビアンコ・カノプスはアヴェンタドールに採用されるマットホワイトと同じ色で、こちらは実際に見たことがありイメージはできるのですが、あまりに高価なのでこれは金銭的理由により見送ろうというところですね。
なお、アヴェンタドールに採用されるソリッドのホワイトは「ビアンコ・イシス」でガヤルドやウラカンのものとは異なるカラーです。 ちなみにランボルギーニのボディカラーは神話になぞらえたものが多く、ホイールの名称も同じですね(アポロ、カシオペアなど)。
次いでランボルギーニ・ウラカンのボディカラー「イエロー」編。
ウラカンのイエロー系はジアッロ・ミダスとジアッロ・ホルスがあります。
前者はパール、後者はマット。
ジアッロ・ミダスは非常にランボルギーニらしいカラーで、ガヤルドで採用されていたものと同じカラーですね。
アヴェンタドールの50周年記念車アニヴェルサリオもイエロー(ただしジアッロ・ミダスとは異なる)で、ガヤルドの最終限定車「ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4スクアドラ・コルセ」も北米では”もっともランボルギーニらしいカラー”ということでイエローのみの導入であったことからも、やはりランボルギーニといえばイエロー、という印象も強いと思い ます。
なお、「ミダス」とはギリシャ神話において「触れるもの全てを黄金に変えることができる」能力を持つ王ですね。
映画「リアル・スティール」では地下闘技場における無敵のモヒカン頭ロボットの名前でした。
ウラカンは非常に複雑なプレスラインを持っており、波長の長いイエロー、さらにパールとすることで、そのデザインが引き立つものと思われます。
初期に公開された公式フォトでもイエローのものがありますが、やはり非常に良く似合っている印象ですね。
ウラカンはブラックの部分が多く、フロントバンパー内側のウイングのようなもの、各インテークのグリル、リヤグリルとディフューザー(リヤバンパーは半分くらい ブラック)、そしてオプションですがクリアエンジンフード左右のエアアウトレット等、これらは全てブラックであります。
かつ、ぼくはホイールをブラックにペイントする予定ですので、車体のかなりの部分がブラックとなり、イエローとは強いコントラストを成すことになり、かなり見栄えがするのでは、と考えているのですね。
イエローの面積が多すぎるとボンヤリした印象になるかもしれませんが、ウラカンはブラックが多く、かつエッジが多用されるボディ形状ですので、ガヤルド同様、イエローとは非常に相性が良さそうです。
そして、そのボディ形状を陰影で表現させることを考えると、マットよりもパールの方が向いていると考えています(やはりマッ トイエローは非常に高価で、手がでないのが実情ですが)。
なお、アヴェンタドールにもイエローが用意されますが、ガヤルドやウラカンとは異なる色であり、やはりV10とV12との間には超えることができない壁があるようです。
引き続きランボルギーニ・ウラカンのボディカラーを検討していますが、今回はブラック系について。
ウラカンのブラック系としては、ネロ・ノクティス、ネロ・セラピス、ネロ・ネメシスがあり、それぞれソリッド、メタリック、マット。
マット仕上げのネロ・ネメシスのみがアヴェンタドールと共通ですが(マットカラーのみはホワイトと共にアヴェンタドールと共通ですが、つや有りカラーは全てアヴェンタド ールとは異なる)、ソリッド、メタリックともにアヴェンタドールとは別カラーコード/名となります。
ブラックの場合はメタリックよりもソリッドの方が車体が引き締まって見えるだろうということで、手入れの困難さを承知の上でソリッドブラックを候補に挙げていますが、ウラカンは(イエロー編で述べた通り)ブラックのパーツが多く、逆にブラックを選ぶことでウラカンらしさを損なうのでは、とも考えています。
これが、ぼくがブラックを「次点」と考えている理由ですね。
なお、アヴェンタドールに採用されるソリッドブラックは「ネロ・アルデバラン」、メタリックブラックは「ネロ・ペガソ」。
これらもウラカンとは異なり、V12とV10との超えられない壁ですね。
ガヤルドとムルシエラゴの頃からそうでしたが、フロントウインカー(バンパー内蔵)やドアミラーなど共通化できそうなパーツにおいてもけして軽量化を許さず、V10とV12の差別化をランボルギーニは心がけてきたわけです(これがポルシェであれば共通化している。911とボクスター・ケイマンなど)。
そこはやはりエキゾチックカーのメーカーとして譲れない部分なのでしょうね。
ランボルギーニ・ウラカンの内装色 について、今回ぼくはバイカラーを選ばず、モノカラー(一色)にする予定。
あまりレーシーな雰囲気にしたくない、というのがその理由です。
黒一色になんらかのカラーステッチを入れる予定としていますが、もしかするとステッチも黒を選択する可能性もあります。
ステッチを入れるとなると、ボディカラーに合わせるか、キャリパーカラーに合わせるか、はたまた内装のアクセントである赤に合わせるか、これも迷うところであります。
内装においてはエンジンスターターのカバーが レッドなので、それにあわせてパドルもレッドに塗りたいのですが、このパドルはハンドルではなくステアリングコラムに固定されており、取り外しが非常に困難なので、現実的に塗装するのは不可能だと思われます。
なにか後づけ出来るカバーが発売されると良いですね。
もしくは日産GTーRのようにパドルに革を巻く、というのも面白い案かもしれません。
先日、ウラカン内装色を(半ば金銭的理由で)黒一色にという話が出たばかりですが、オプションリストを見てみると内装の色を変えるのが思っていたよりも安価であり、現金にも翻意しそうであります。
ポルシェの場合は内装色を変えようと思うと50万円~80万円ほど必要になりますが(純正状態に比べて革を使用する面積が増える)、ウラカンの場合はもともと内装のほとんどが革貼りなので、色を変えることで革を増やす必要が無い、ということに(安価なのが)起因しているのだと思います。
ウラカンの内装テーマは大きく分けると「スポルティーボ」と「エレガンテ」があり、スポルティーボにはアルカンタラという選択肢が加わります。
スポルティーボとエレガンテの違いは、色替えできる部分の位置ですね。
スポルティーボはその名の通りスポーティーな印象で、シートもカラーと黒とのコンビになり、かつ色もビビッッドなものが選べます。
エレガンテはシート全体の色が変わり、ベージュや茶色などのシックな色を基調に変更が可能。
現在考えているのは「エレガンテ」で、シートとダッシュ下半分を赤系もしくはホワイトにする、という案。
赤系はROSSO ANDRAという名称で、画面上ではえんじ色っぽく見えますね。
ボディカラーがホワイトの場合、けっこうこの色はマッチするんじゃないか?と考えています。
一方ホワイトは、文字通り「純白(画像は一段階トーンがグレーに近いBIANCO POLAR)」。
まぶしい限りの白ですが、ボディカラー白に対して白内装、というのはかなり特別感があります。
ただ、日焼けや汚れは気になるところですね。
しかしながら以前に乗っていたアウディTTは白に近いベージュの内装でしたが、毎日乗っていたにもかかわらずさほど汚れが気にはなりませんでした。
(最初は汚れるんじゃな以下と思い、ランボルギーニ純正のシートカバーを使用していたのですが)。
よって、より乗る頻度が少ないウラカンであれば、ほとんど汚れは気にしなくても良いんじゃないか、ここは思い切っても良いんじゃないか、と考えたりもします。
なお、ウラカンの内装はダッシュボードやピラーなど「全て」の色を変更することができず(カスタマイズ・プログラムの”アド・ペルソナム”であればできると思いますが)、変更の範囲はシート、センターコンソール、ドアパネルの一部、ダッシュボードの下、といったところです。
よって、通常は必ず何かカラーを選んだとしても「黒との組み合わせ=ツートンカラー」になるので、その組み合わせの整合性を考える必要があります。
ポルシェやフェラーリのように、内装の色についてほぼ全ての場所を変更できるのであれば良いのですが、「一部分だけ」色が変わることについては、想像以上の「難しさ」があり、ぼくにしては珍しく、かなり悩むところですね。
今回はなぜかベージュ、ブラウン系のカラーが非常に多くラインナップされていますが、これは外装との組み合わせ、内装の黒い部分とのマッチングを考慮する必要がありそうです。
もしウラカンを長く乗るのであれば、一部内装の張り替えを行っても良いのではないか、と考えたりもします(メーターフードなど)。
ランボルギーニ・ウラカンの仕様を決定。
迷いに迷ったのですが、仕様は以下の通りです。
ボディカラーは白、内装も白、ホイールやマフラー、エンブレムも黒に塗装、という構成。
内装の白は汚れなどリスクがありますが、敢えての選択です。
以外と「白」しかも純白の内装というのは無いもので、フェラーリ458にも通常のオプションで選べる中には無いようですね。
となるとこれはランボルギーニ「ならでは」とも考えられ、であれば選んでおくのも良いだろう、と考えました。
車が車なので、思い切って非現実感を追求してみたかった、ということもあります。
ガヤルドはスパルタンで男っぽい車なので内装は黒が「職人の仕事部屋」のようで似合うと考えていますが、ウラカンの場合は男っぽさが多少殺がれてメトロセクシャル的な雰囲気もあり、ややエレガントなほうが似合うかもしれない、とも考えたわけですね。
なお、画像はディーラーにて仕様を決定した際に出力される「自分仕様の」ウラカン。
ディーラーにて用意されているソフトを使用してオプションなど詳細を決めると、そのオプションを反映した画像のほか、細かい仕様などが記載されたものをPDFにて出力いただけます(なんと、パーキングセンサーなどの細かいところまで反映されている)。
ランボルギーニ本社前や、ショーの会場内に自分のウラカンがバーチャルに置かれているのはなかなか面白いですね(現時点でブラックのホイールは対応できないので、ホイールだけはぼくがブラックに加工したものです)。
仕様の詳細は下記に記した通りです。
ボディカラー:BIANCO MONOSERUS(ソリッド白)
インテリア:BIANCO LEDA(純白)
オプションは下記の通り。
●外装・機能
・クリアエンジンボンネット+カーボンフォージッド・エンジンベイ
・鍛造ホイール(MIMAS)
・スタイルパッケージ
・ブレーキキャリパーペイント(イエロー)
・ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(可変ステアリングレシオ)
・Magneto-rheologicalサスペンション(アウディのマグネティックライドのようなもの)
・前後パーキングセンサー+カメラ
●内装
・インテリア・エレガンテ・ビコローレ
・コントラスト・カラー・ステッチ
それぞれの選択の理由などは、また別の機会に述べようと思います。
ランボルギーニ・ウラカンのボディカラーを決定。
当初のビアンコ・モノセルスから変更し、ビアンコ・イカルスです。
これで製造依頼を行いますので、ここからの変更は事実上不可能です。
ガヤルドのボディカラーがビアンコ・モノセルスで、これはこれで非常に良いのですが、ちょっと気分を変えてみても良いかなと思ったことと、ビアンコ・イカルスは新色でありウラカン専用色であることが大きく影響しています。
オフィシャルフォトと第一期配備車に採用されていた色で、つまりデザイナーが「これが一番」と考えた色のうちの一つだとも言えますね。
さらにウラカンはガヤルドに比べるとやや曲面を多用しているということもあり、少し女性的な雰囲気があると考えています。
そういったウラカンのラインにとってもソリッドよりはメタリックの方が似合うであろうと思いますし、折り紙をモチーフとしたという、エッジの立ったプレスラインについても、メタリックの方が陰影が出やすいと考えたのもビアンコ・イカルスを選択した理由の一つ。
加えてグレーっぽいことも魅力的で、ぼくは常々グレーのボディカラーを選んでみたいと考えていたので、今回はちょうど良い機会、ということも。
先述のとおりイカロスは挑戦者の象徴として捉えられているところもあり、人生常に挑戦を重視するぼくにとっても(たとえ翼を失うことになろうとも)、その名がついたボディカラーを選択するのは面白いんじゃなかろうか、という心理が働いていることも間違いないですね。
仕様を決定するに際して、モニタ上で仕様を確認できる他、ミニチュアセット(オーダーキット)も。
ミニチュアではボディカラーや内装のチップを使用してイメージを確認したり、ホイールとブレーキキャリパーとのマッチングを確認することも可能。
キャリパーやホイールはマグネットにて固定でき、なかなかこれが楽しくて、これが自宅にあれば一週間はこのセットで遊べそうです。
なおビアンコ・モノセルスとビアンコ・イカルスのカラーチップを並べてみると、想像以上に差があります(肉眼ではもっと差があるように見えます)。
オレンジ、ブラック、シルバー、レッドのブレーキキャリパー。
こちらは内装サンプル。
素材(レザー、アルカンタラ)やステッチのカラーを組み合わせて雰囲気を把握することができます。
さて、ここで再度仕様を整理すると下記の通り。
インテリア:BIANCO LEDA(純白)
オプションは下記の通り。
オプションは下記の通り。
・クリアエンジンボンネット 682,020円
・鍛造ホイール(MIMAS)+ブラックペイント 575,724円(ホイールのみの価格)
・スタイルパッケージ(フロントバンパーの一部やグリル、マフラー、エンブレムが黒に) 178,092円
・ブレーキキャリパーペイント(イエロー) 122,688円
・ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(可変ステアリングレシオ) 232,740円
・流体磁性ダンパー(アウディのマグネティックライドのようなもの) 327,450円
・パーキングアシスト(パーキングセンサー+カメラ) 381,888円
・インテリア・ビコローレ・エレガンテ(ホワイト内装) 136,152円
・コントラストステッチ(ダッシュボードとメーターパネルのステッチが白に)68,256円
車体価格2970万円に対してオプション総額は250万円程度。
やはりオプションのひとつひとつが高価で、オプション総額は相当な額ですね。
支払い総額(乗り出し)は保険や後付けオプションを含まない状態で33,563,960円です。