| まさかの透明スーツケース |
リモワが120周年記念キャンペーンの一環として「まさかの透明」スーツケース”RIMOWA X OFF-WHITE”を発売。
これはイタリアのストリートブランド「オフ-ホワイト」とのコラボモデルで、得意のポリカーボネートを使用しながら「透明」のシェルを採用したもの。
さらに透明感を出すために「内張り」も省略して完全に「スケスケ」にしてしまったのが本製品ですが、「中をあまり見せたくない」スーツケースを逆説的に捉えた考え方が面白い、と思います。
オフ-ホワイトは2013年にヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)氏によって設立されていますが、同氏はDJやルイ・ヴィトンのデザイナーとしても活躍。
なおリモワは2016年にルイ・ヴィトンを筆頭とする「LVMHグループ」傘下に吸収されており、その直後にやはりLVMHに属するフェンディ(FENDI)とのコラボモデルも発表。
さらにルイ・ヴィトンは「シュプリーム(Supreme)」とのコラボレーションで大きく客層を広げており、やはりリモワも今年4月にはルイ・ヴィトン同様にシュプリームとのコラボモデルを発表していますね(例によってプレミア価格がついて高値に)。
そんな感じで積極的に活動しているのが現在のリモワということになりますが、とにかくリモワに限らずLVMHグループに属する各ブランドはアグレッシブに攻めていますね。
なお、今回のRIMOWA X OFF-WHITEのキャスター(ホイール)、ロック、ハンドルは「ブラック」。
他に色を入れないことでシンプルに仕上がっているのが特徴ですが、中に入れる衣類などを小分けするための小袋(“MISCELLANEOUS”=雑多とプリントされている)、オレンジ色の交換用ホイールとそのケースも付属しています。
販売価格は13万円(税抜き)で、リモワ表参道店のみの限定販売、とのこと。※色もついてないし内張りも無いので本来だったら通常品よりも安くなってしかるべきでは、と考えてしまう
ちなみにLVMHグループ総帥のベルナール・アルノー氏は「長者番付4位」の富豪。
つい最近、「防弾仕様のアルノー専用プジョー205」が売りに出されましたが、これは「目立つ車に乗ると誘拐の危険性があるため」にわざわざ地味なコンパクトハッチバックを、「それとわからないように」改造して乗っていたというアルノー氏らしい事情が反映されたものとなっています。
↓これがルイ・ヴィトン総帥の乗っていたプジョー205GTI。男のマニュアル仕様
あわせて読みたい関連投稿
リモワ(RIMOWA)のスーツケース購入。色々迷って「トパーズ・ステルス」を買ってみた
国内移動用に1-2泊用スーツケースの購入を考える。リモワ、ゼロハリ、ルイ・ヴィトン、TUMI、ブリーフィングなど
スーツケースの買い増し検討中。リモワかゼロハリか、はたまたTUMIか
ポルシェリモワ修理完了。強化版?っぽいハンドルへ交換で13000円
VIA:RIMOWA