ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のベルトを改造。
ぼくは衣類などもカスタムすることが多いのですが、今回はベルトの紹介です。
ルイ・ヴィトンはメンズ用にベルトをラインナップしていますが、例のLV柄(モノグラム)のほかにダミエ柄(チェック)などがあります。
それぞれオリジナルカラーのブラウンに加えてダミエはブラック系やホワイト系もありますね。
また、他のシリーズのベルトなどもあるのですが、どれもぼくの持っている服にはややドレッシー過ぎます。
そんなわけで早速ベルトの改造。
まずはベルトのバックルを用意します。
もともとベルトについているものでも良いですし、価格を安くあげようと思えば補修用部品として手配することも可能です。
なお、バックルはかなりの種類があり、ベルト幅も30〜40ミリ程度はあるようですね。
今回は30ミリをチョイスしています。
で、このバックルの裏面。
ベルトを挟んで固定するようになっているので、ベルトの交換を最初から想定したつくりなのですね(画像では開いている状態ですが、バックル側にある二本のピンでベルトを挟み込む構造)。
そのため、新しく差し込むベルトを購入するときは、この隙間に入る幅のものを選ぶ必要があります。
とは言っても、ベルトの幅はおおよそ統一されており、このヴィトンのものも同様で、市販のベルトであればかなりの選択幅をもって差し替えることができます。
差し込むベルトとして、今回はAndrea D'AMICO(アンドレア・ダミーコ)を用意。
そこそこの価格で非常に高い品質を誇るイタリアのブランドです。
アンドレア・ダミーコには様々な加工や処理、幅のベルトがありますが、今回は迷彩柄をチョイス。
ヌバックの迷彩仕上げですね。
そのベルトのバックル部分をカッターで切り離し、ルイ・ヴィトンのバックルに合うように厚みを削り、さらにポンチでバックルに固定するための穴を開けます。
ここでの注意ですが、ベルトバックルを「切り落とす」ことになるので、もとのベルトを普通に使用するときに比べてベルトの長さが短くなります。
よって、ふだん使っている「ちょうど」サイズのベルトのバックルを切り落とすと、そのぶん(7−10センチくらい)短くなるので要注意。
ただし、このルイ・ヴィトンのバックルのようにもともと「差し込む」タイプのものであればこの心配は不要です。
ベルトの準備ができたらバックル裏面のカバーを開いて・・・。
アンドレア・ダミーコのベルトを差し込んでカバーを閉じます。
これでルイ・ヴィトン+アンドレア・ダミーコ、迷彩ベルトの出来上がりです。
そうそう見える部分ではないですし、とくに主張したいわけではありませんが、ふだん見えないところだからそ、ちょっとこだわってみたいですね。
次回はエルメスの定番ベルトバックル「H」型のものを使用し、クラッシュドレザーとの組み合わせを作りたいと思います。