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なぜ?ホンダ・インテグラに8.2リッターV8ツインターボをミドシップマウントした魔改造車が登場

2018/11/13

| 信じられる?このホンダ・インテグラに8.2リッターV8エンジンが搭載 |

何を思ったのか、ホンダ・インテグラにキャデラックの8.2リッターV8エンジンをツインターボ化し、しかもミドシップマウントにてスワップした男が登場。

なおもともとこのエンジンが積まれていたキャデラック・エスカレードは「FF」。
これをトランスミッション(3速AT)ごと移植してしまったわけですが、エンジンとトランスミッションはそのまま車体中央にドンと載せればいいものの、トランスミッションのリンケージについてはかなり面倒なことになりそうですね。

正直、乗るとき命の保証はできない

車体後部はほぼ丸ごとエンジン。
後席を取り払うのはもちろんですが、トランクスペースも「切った貼った」することになり、もうイチからフレームを作った方が早いんじゃないかと思えるほど。

そしてリアは(フロントも)強大なパワーに対応するため、そしてレイアウト(ドライブシャフトの長さ)上の問題かワイドフェンダー化。

エキゾーストシステムはワンオフだと思われ、センター二本出しに変更されています。

これだけの改造にかかわらず、見た目はけっこう普通にまとまっていて、これ見よがしなダクトなどはなく、まさかこの車に8.2リッターツインターボV8エンジンが、しかもミドシップマウントされているとは夢にも思うまい、という感じ。

ホイールのセンターキャップにある「H」マークを見るに、ホイールもノーマルのようですね。

インテリアも意外と普通。
モケット張りの標準シートも「そのまま」。

ただしシフトレバーが「なんかとんでもないことになってる」という印象です。

ガソリンタンクはフロントにマウント。

エンジンの前には巨大なインタークーラー、そしてファン。
バッテリーは「ドライ」ですね。

そして驚くべきは、このファンが運転席に向けて排熱されるということと、フロントシートとエンジンルームを隔てるものは「何もない」ということ。

つまりとんでもなく車内が熱くなるであろうこと、そしてとんでもなく音がうるさいであろうこと、もちろんとんでもなく危険であることがわかります。

エンジン出力、加速や最高速などのスペックは不明ですが、とりあえず「直線はとてつもなく速いだろう」というのは容易に想像可能。
そしてタイヤサイズが純正のままであろうことを考えると「ホイールスピンばかりで前に進まないんじゃないか」「すぐタイヤがツルツルになるんじゃないか」とも心配になります。

VIA:Autoclassics

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