ウルスだとクリスマスツリーも楽々積める
ランボルギーニが公式にてウルスとLM002とを連ねた「クリスマス・ドライブ」を実施。
今回その様子がプレスリリースとともに公開されていますが、ランボルギーニが自らレストアしたLM002を筆頭に色とりどりのウルスが北イタリアのブルネックにて開催されるクリスマスマーケットを訪問しています。
ウルスはLM002よりもデカかった
なお、このLM002は先日ランボルギーニがそのレストア部門「ポロストリコ」でレストアを行なった車両のようですね。
ウルスとLM002。
LM002は相当にデカイという印象を持っていましたが、こうやってみるとウルスの方が実際には大きそう。
なおLM002のボディサイズは全長4900、全幅2000、全高1850ミリ、ウルスは全長5112ミリ、全幅2016ミリ、全高1638ミリ(恐らくこの画像では雪上走行のため車高を上げている)。
このツアーが開催されたのは11月13-14の間だそうで、その行程は750キロ。
ランボルギーニは2018年において「記録的」なセールスを誇ることになりますが、その原動力となったウルスで一足先に「お祝い」するといった意味もあるようです。
そしてLM002を筆頭にいざ北イタリアへ。
様々なボディカラーのウルスたち。
こちらがクリスマスマーケット。
リアのカーゴスペースにクリスマスツリーを載せていますが、これはまさに「ウルスならでは」ですね。
なお、この時期になるとスーパーカーのルーフにクリスマスツリーを載せて運ぶ動画が必ず登場しますが、メーカーによってはこれをネタにした動画を公式で公開するほど「クリスマスにおけるメジャーな風景」なのかもしれません。
こちらはウルスの車内。
そして同じ角度からLM002。
ウルスは2018年に発売され、10月あたりから納車が開始されているものの、まだまだフル生産といった状態ではなく、本格的にデリバリーが始まるのは2019年からだと思われます。
さらにウルスは「納車2年待ち」といわれるほどの人気を誇りますが、ランボルギーニとしてはこの納車待ちを解消すべく2交代制で生産に当たっているようですね。
なお、多くのスポーツカーメーカー、プレミアムカーメーカーは「SUV」という呼称を嫌い、ポルシェも開演発売当初は頑なに「これはSUVではなくスポーツカー」と言い張っていたほど。
ロールスロイスもカリナンについては「SUVではなくハイライドビークル(車高の高いクルマ)」と主張。
さらにフェラーリもブランド初となるSUVについても「SUV」ではなく「プロサングエ」という呼び方を用いています。
反面、ランボルギーニはウルスについてためらうことなく「SUV」という表現を採用し、しかも「スーパーSUV=SSUV」と言い切る思い切りの良さも。
これには「ボディ形状がどうであろうとも、ランボルギーニはランボルギーニ」という自信のあらわれ、そして過去にLM002という「ラグジュアリーSUVの元祖」を持つというルーツのなせる技なのかもしれません。
VIA:Lamborghini