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はじめてブガッティ・ディーヴォの転売が登場。12/28に生産が完了する「生産枠」が2.3億円増しの8.5億で販売中

2019/01/25

ブガッティはあまり転売が出ないことでも知られている

40台のみの限定販売、そしてその価格6億2000万円という「ブガッティ・ディーヴォ」の生産枠が転売に。
これは自動車売買サイト「Mobile」にて掲載されたもので(そのうち取り消されるかもしれない)、提示されている価格は邦貨換算にて8億5000万円となっています。

なお、現在まだディーヴォは納車されていないので「生産枠」を販売するにとどまり、実際の引き渡しは2019年末の予定。

転売の利益だけで軽くヴェイロンが購入できる

今回はそのプレミアム2億3000万円ということになりますが、 おそらくはこの価格でも「欲しい人」たたくさんいると思われ、「右から左」でこの価格を抜けるのであれば、転売したくなる人の気持ちも理解できようというものですね。

なお今回売りに出されているシロンの仕様は「ブラックのボディカラーにアルカンタラ内装」。
生産完了日(12月28日)まで記載しているので確実な売り物だと思われ、この「Mobile」には過去にアストンマーティン・ヴァルキリーやメルセデスAMG ONE、ランボルギーニ・ウルスの生産枠などが売りに出され、比較的盛んに転売に用いられている模様。

なおブガッティのオーナーは忠誠心が高く、あまり売り物が出ないことでも知られ(シロン・スポーツはまだ一台も出ていない)、売買も「ブローカーを介してひっそりと」行われることが多く、ヴェイロンの限定モデルについてもほぼ表には出てこない状態。

ブガッティは異常に高価な車両ではあるものの、そのぶん購入する人も限られていて、「買える人が何台も集めるのがブガッティ」。

ちなみに新車でブガッティを購入するのは非常に難しく、それは金額の面だけではなく「審査」があるから。
その審査は高い社会的地位や、「億」単位の年収が一定期間続いていることなどが条件として語られていて、「一発屋」はいかにお金があっても買えないクルマとなっています(だから中古が高くなる)。

そして「ディーヴォ」の場合はさらに購入難易度が高いことは火を見るよりも明らかで、「シロンの1/10以下の生産台数」ということは「シロンの10倍以上の条件が厳しい」と考えていいのかも。

なお、ディーヴォは8リッタ-4ターボエンジンを搭載し1500馬力を発生。
これはシロンと同じ数字ではあるものの、ディーヴォではレース用のトランスミッションを搭載するなど「最高速ではなくサーキットでのタイムを追求したクルマ」に仕上がっており、その性格は全く異なる、とされています。

加えて「ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモ」ばりの過激なエアロパーツが特徴であり、長きに渡って高い価値を保ちつづけるのは間違いのないクルマでもありますね。

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