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その名は「破壊者」。シビック・タイプRのエンジンを560馬力へチューンして搭載し、パワーウエイトレシオ「1以下」のヴァンダル・ワンが発売

投稿日:2019/02/15 更新日:

ヴァンダル・ワンの中身はまんまフォーミュラカー

アメリカはデトロイト拠点の自動車メーカー、ヴァンダルより”ヴァンダル”・ワン(Vandal One)なる超軽量レーシングカーが登場。
これは車体重量わずか555キロ、しかしエンジンにはホンダ・シビック・タイプRの2リッターターボを搭載して標準モデルでは340馬力を発生する、というクルマ。

そのパワーウエイトレシオは1.63ということになり、これは「なかなか例を見ない」数字です。

たとえば「2」を切るクルマだとケーニグセグ・アゲーラOne:1が「1」、ブガッティ・シロンが1.33、フェラーリ488ピスタが1.77、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJが1.98。
2を切れずともこれに近いものではフェラーリ488GTBの2.04、ロータス3イレブンの2.22というものがありますが、それだけ1.63というのは異常な数字だということですね。

そのまま離陸しそうな外観だ

そして驚くことにヴァンダルはこのエンジンを560馬力にまでチューンが可能だとし(その場合のレブリミットは9000回展)、つまりその場合パワーウエイトレシオは「1を切る」ということになりますが、この数字はまさに異次元。

もともとシビック・タイプRのエンジンは320馬力ではあるものの、このヴァンダル・ワンは「サーキット専用」モデルなので触媒やサイレンサーなどを省略でき、そのためにこういった高出力化が可能となるようですね。

車体はこんな感じ。
カウル(カーボン製)がついてはいるものの、その中身はまさにフォーミュラカーといった印象です。

エンジンと車体サイドにあるラジエーターとの間のパイプは「ゴールド」。
これは放熱性を重視して(貴金属の)金をコーティングしているのだと思われます。

車体そのものはカーボンファイバー製で、サスペンションはダブルウイッシュボーン+インボードサスペンション。

こうやって見ると、重量物は極端に「車体中央」に寄せられていることがわかります。

そのほかの装備としては「6速シーケンシャル・マニュアル・トランスミッション」、減衰力と車高を調整できるサスペンション、そしてテレメトリーシステムが挙げられていますが、このテレメトリーシステムは9つのセンサーにて構成され、たとえはホイールアングル、ブレーキプレッシャー、過給圧、スロットル開度などの情報をセンサーより集めて解析するようですね。

気になる価格については、340馬力バージョンのヴァンダル・ワンで119,700ドル(1325万円)。
560馬力版のヴァンダル・ワンについては価格がまだ公開されておらず、しかしすでに受注が開始され、1000ドルの保証金を納めることで注文を受けてもらえる、とのこと。

ちなみに「Vandal」とは5世紀にローマを略奪したバンダル族を指すと思われ、それが転じてVandalには「破壊者」という意味がありますが、まさにこのヴァンダル・ワンは「破壊者」として猛威をふるうことになりそうですね。

 

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