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内装スペシャリストがメルセデス・ベンツ二台をカスタム。Cクラスは「AMGのキャラクター強調」Gクラスは「ラフ&タフ」

2019/05/08

| カーレックスはいつもながらカスタムの引き出しが多い |

これまでにもそのカスタム例をお届けしてきた内装スペシャリスト、「カーレックスデザイン」。
今回はメルセデスAMG C43、メルセデスAMG 4×4スクエアードのインテリアをカスタムし、その画像を公開していて、ここでその内容を見てみようと思います。

メルセデスAMG C43のインテリアは「AMGのキャラクターを強調」

メルセデスAMG C43は「Cクラス」をベースとし、AMG製3リッターV6ターボエンジン(367馬力)を搭載して4輪を駆動する(4MATIC)クルマ。
オーナーはこのAMG C43を425馬力にまでチューンするとともに、カーレックスへと内装のカスタムを依頼した、とのこと。

ちなみにエキゾーストシステムはエキマニ(エキゾーストマニホールド)以降すべてが変更され、触媒も「スポーツ触媒」へ。
これによって0-100キロ加速は5.1秒から3.6秒へと劇的に向上しているようですね。

そしてカーレックスがこのクルマに対して考えたインテリアは、そのパフォーマンスにふさわしく「大胆で躍動的な」、そしてAMGのキャラクターを強調するかのようなデザイン。

そこで使用されたのは様々な素材や加工方法で、レザーに加えてアルカンタラを採用し、加工についてはステッチに加えてパンチング、生地の切り返し、エンボスなど。

さらにノーマルだと「シルバー」仕上げとなっているパーツに対し、ダーク仕上げを施すなど、あらゆる面において手が入っているということになりそうです。

随所にはメルセデスAMGの限定モデル(エディション1など)に採用される、ストロボラインっぽいグラフィック(実際にはちゃんとした名称があるらしい)がモチーフとして用いられていますね。

そのほかシートにもAMGエンブレムがエンボス加工されるなど、カーレックスが言う通り随所に「AMGのキャラクターを強調する」デザインが採用されているようです。

メルセデスAMG G500 4×4スクエアードは「ラフ&タフ」

そしてもう一方のメルセデスAMG G500 4×4スクエアードはすでにブラバスによってカスタムされている個体を「さらにカーレックスがカスタム」。

メルセデスAMG G500 4×4スクエアードは究極のオフローダーではありますが、街乗りの場合はやや快適性を損なうようで、カーレックスではそこを補完すべく「ラフ&タフ」をテーマに、モダンかつスポーティーに変身させることに。

ボディカラーにはもともと鮮やかな「ライム」が使用されており、カーレックスはこのライムを使用して「Gクラス独特の、シャープなボディライン」をインテリアにも表現した、と述べています。

シート含むインテリアの多くにはアルカンタラ、しかも「穴あき(パーフォレイテッド)」を使用することで快適性を追求。

レザー部分、とくに手が触れるところにもパーフォレイテッド。

シートにはパッドを仕込んだステッチが施されて立体的に。

後席は「3人がけ」で、さすがに3つこのデザインのシートが並ぶとすごいインパクトがありますね。

ダッシュボードもアルカンターラ張りへと変更され、これまでのGクラスにはない雰囲気を醸し出していると思います。

カーレックスは「トラック」「SUV」にも注力

そしてカーレックスは新たに「ピックアップデザイン」なるサブブランドもスタート。
これは文字通りピックアップトラックを中心としたカスタムですが、インテリアのみではなくエクステリアにもそのカスタム範囲を広げており、「コンプリートカー」的な位置づけのようですね。

対象車種はメルセデス・ベンツXクラス、フォルクスワーゲン・アムロック、日産ナヴァーラ、フィアット・フルバック、トヨタ・ハイラックス、三菱L200という顔ぶれです。

VIA:Carlex Design

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