| VWはいつも未来を見ている |
フォルクスワーゲンは「新型ゴルフ」、つまりゴルフ8の発表に向けて様々なプロモーションを展開していますが、今回は内外装のスケッチを公開。
外観についてはこれまで幾度となくプロトタイプが目撃されており、キープコンセプトながらも各部のリファインによって大幅に高級感が増すであろうことが判明しています。
とくに前後ランプ類が小型化することで「車体が相対的に大きく」見えるようになり、車格が上がったかのように感じられるようですね。
ゴルフ8のインテリアは大きく進化
そして今回同時に公開されたのがゴルフ8の内装スケッチ。
フォルクスワーゲンはゴルフ8において「可能な限り物理スイッチを減らす」とアナウンスしていますが、イラストを見る限りではかなりスイッチ類が少なく、確認できるのはステアリングホイール上のコントロールスイッチ(ここはタッチ式にはならないようだ)、ダッシュボードセンターにある(エアコン吹出口の間の)4つのスイッチ、そしてセンターコンソールのシフトレバー付近のスイッチくらい。
ステアリングホイール上のスイッチについてはオーディオや電話のコントロール、ダッシュボードについてはハザード等、センターコンソールはパーキングブレーキなどのスイッチだと思われ、つまりインフォテイメントシステムやカーナビゲーション、エアコン操作、各種設定はすべてダッシュボード上のモニターにて行うものと思われます。
そしてシフトレバー前方にあるのは「アメリカ人大好きな」スマートフォン用ワイヤレスチャージトレイ。
なお、興味深いのは、メインのメーターの左横にある小さなディスプレイ(これは物理スイッチではないと思う)。
ここにいくつかのアイコンが表示されていて、これはおそらくヘッドライトやフォグランプのスイッチなのかもしれません(フォルクスワーゲンは、ステアリングコラム左横、右ハンドルであれば右横にスイッチを設置していたが、それが見えないので)。
そのほか気になるものとしては「エンジンスターター」で、ダッシュボードやセンターコンソールには見えず、どこにあるのかが確認不可能(ステアリングホイールのスポークの影に隠れているのかも)。
ゴルフ8の発売は予定より遅れている
なお、ゴルフ8は本来であれば5月中旬から生産が開始されるはずでしたが、何らかの理由にてそれが遅れ、おそらく生産開始は9月頃になりそう。
そして発表も9月のフランクフルト・モーターショーとなる予定ですが、発表即発売、といったスケジュールなのかもしれません。
ちなみにフォルクスワーゲンは、アウディとともに「先進的なデザイン」にこだわるメーカー。
よって、内外装ともにテクノロジーを感じさせるデザインを好みますが、内装はそれでヨシとして、外装を「初代ゴルフ風のリバイバルデザイン」にしてみてはどうかと思うことも(けっこう売れそうには思える)。