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新型BMW X6発表!キドニーグリルは「大きく」なっただけではなく、なんと「光る」!車体サイズ、エンジン出力も大きくなり、より高級、より訴求力が強く

2019/07/03

| まさかキドニーグリルを「光らせる」という発想はなかった |

昨日新型BMW X6の画像がリークされ、本日間をおかずBMWが「公式」にて新型X6を発表。

BMW X6は2008年の発表以来、今回の新型にて3世代を数えますが、新型X6はその基本的なスタイルはそのままに、より高級に、よりアグレッシブなデザインを採用してきたように思います。

BMWは「X2」以降、あたらしいデザイン言語を採用するに至り、これまでややメルセデス・ベンツ、アウディに対して劣っていた「デザイン」を急速に挽回しつつあるようですね。

やはりキドニーグリルは大きくなった

そして最近のBMWの例に違わず、キドニーグリルは先代に比べて巨大化(けっこう大きいものの、これくらいでもいいんじゃないかと思う)。
見たところグリルの素材はメタル調のようにも見えますが、なんとBMWはキドニーグリルにイルミネーションを仕込んでおり、これは停車時はもちろん、走行時でも点灯可能。

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これはメルセデス・ベンツ、アウディともに採用していない装備でもあり、BMWはここで一歩リードしたとも言えそうです(これを好む人はけっこう多いと思われる)。

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ヘッドライトは「薄く」、キドニーグリルは縦に「厚く」なったため、相対的に両方の薄さ/厚さが強調される形となっていますが、これも最近のBMWが好んで用いる手法ですね。
グリル内のルーバーが立体的かつ複雑なデザインを持つこともやはり近年のBMWの特徴のひとつ。

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ルーフラインはこれまで同様に強い傾斜を描く「クーペ」形状。
ルーフスポイラー、リアスポイラーは両端が盛り上がり、中央が凹む「ダブルバブル」を採用しており、これもX2以降で顕著になってきたデザインです。

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ボディサイズは先代に比べて大きくなり、全長4,935ミリ(+2.6センチ)、全幅2,004ミリ(+15ミリ)、全高1,696ミリ(-6ミリ)、ホイールベースは2,975ミリ(+42ミリ)。

なお、ホイールベースについて、最近のクルマはX6に限らず延長される傾向にありますが、これは室内空間の拡大に加えて安定性の向上が主な目的だと思われます。
ただしホイールベースを延長すると「小回り」が効かなくなるものの、これは各社とも「リアホイールステアリング」の採用にて対応しているようですね(ホイールベース延長は後輪ステアリングの採用前提によって可能になったとも言える)。

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ホイールは欧州だと19インチ、北米では20インチサイズが標準。
オプションとしては21インチ、20インチが用意されます。

フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン、リアサスペンションは5リンク式のマルチリンク。

オプションにてダイナミックハンドリングパッケージが用意され、より俊敏なドライブフィールを楽しめる、とアナウンスされています(アクティブロールスタビライザー、アクティブステアリング等が含まれる)。

なお、オフロード走行を重視する向きには「オフロードパッケージ」も用意され、これは外観よりも機能面を「オフローダー寄り」へと変更するもので、2軸エアサスペンション、Mスポーツ・リアディファレンシャル、オフロードドライビングモード(スノー、サンド、グラベル、ロック)が追加されます。

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今回発表されたグレードはX6 xDrive 30d、X6 sDrive40iとX6 xDrive40i、そしてX6 M50iとX6 M50d。

「30d」はディーゼルモデルとなり、エンジンは3リッター直6ターボディーゼル(395HP)。
「40i」に積まれるエンジンは3リッター直6ツインパワーターボ(335HP)。
0-100キロ加速は5.2秒(sDrive)と5.3秒(xDrive)、最高速度はオールシーズンタイヤ装着時だと209km/h、ハイパフォーマンスタイヤ装着時だと250km/h。※タイヤの種類でここまで速度が変わるのにはけっこう驚かされる

M50iは4.4リッターV8ツインターボは523HPを発生し、これは先代のトップレンジに比べても実に78HPのパワーアップ。
0-100キロ加速は4.1秒、最高速は250km/h(40i同様、リミッターにて制限)。

M50dには395PS仕様の3リッター直6ターボディーゼル(4ターボ!)が与えられ、0-100キロ加速は5.2秒。

トランスミッションについて、いずれのモデルにも8速ATが組み合わせられます。

新型BMW X6のインテリアはこうなっている

新型BMW X6のインテリアは基本的に「X5同様」で、ライブコクピットを採用。

12.3インチのメインメーター、そして同じく12.3インチサイズのタッチ式インフォテイメントスクリーンを持ち、「ヘイ、BMW」で起動するアシスタントシステムも装備しています。

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もちろんWi-Fi接続やアップルカープレイ対応、ジェスチャーコントロール、ワイヤレスチャージも標準装備。

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シフトノブはやはりクリスタル、そしてアンビエントランプも完備。
この「オレンジ照明」は昔ながらのBMWのセールスポイントでもありますね(昔はこれに憧れる人が多かった。ぼくもそうですが)。

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現在のところ日本国内仕様や価格については公表されていませんが、北米だとX sDrive40iで64,300ドルから。

日本では現行モデル(モデルチェンジ前)の価格が979万円となっており、新型は「1000万円を超えるかどうか」の攻防となりそうです。

同じく国内に投入されるモデルのエンジンについても不明ですが、新型X5についてはディーゼルエンジン(35d)のみなので、新型X6も同様かもしれません。※逆に現行X6はガソリンエンジしか輸入されていない

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新型BMW X6の公式フォトにはなぜか「日本」が採用

そして今回「おや」と思ったのは、公式画像の背景に「日本の風景」が合成されていること。

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X6は中国で人気だと聞いているので、本来であれば「中国」を合成すべきだとは思いますが、もしかするとBMWは「日本と中国」とを混同したのかも(中国をイメージしたつもりが、日本の画像を使用した)。

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そしてBMWらしからぬ合成技術の低さも気になります。

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こちらもやはりイマイチな剛性。

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やはり今ひとつ。
これを公式画像として、そしてX6というプレミアムモデルに使用してしまうというところも「BMWらしくない」部分ですね。

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VIA:BMW

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