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ABS、TCSなし、出力380馬力に比して重量700kg以下。ドンカーブートD8 GTOに創立者の生誕70年記念車「JD70」が登場

投稿日:2019/08/30 更新日:

| ロータス・セブンの”現代版”。ABS、トラクションコントロールはなく、頼れるのは自分の腕のみ |

オランダの少量生産自動車メーカー、「ドンカーブート」がその創立者であるJoop Donkervoort(ヨープ・ドンケルフォールト)氏の70歳の誕生日を記念し、”D8 GTO JD70”を発表。

なお、ドンカーブート創立者、ヨープ・ドンケルフォールト氏はもともと欧州の自動車メーカーにてエンジニアとして働き、経験を積んだ後に独立することに。
もともとはロータス・セブンをオランダに輸入していたとされますが、規制によってこれが輸入できなくなり、よって自分で「規制に合致したスーパーセブン」=S7を設計・製造。

ドンカーブートはその実力も折り紙付き

その後はアウディと提携し、アウディのエンジンを搭載したDシリーズ(1993年〜)を発表しています。

ただし「単なるセブンの焼き直し」ではなく独自のデザインも盛り込んでいることでも知られ、2014年にはこのD8 GTOを発表。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は Donkervoort-D8-GTO-RS-Bare-Naked-Carbon-Edition-2.jpg です

ただし実際の生産は予定より遅れたようで、納車の開始は2017年に入っていから行われており、しかし「待った甲斐のある」強烈な走行性能を持つ、とも言われます。

エンジンは上述の通りアウディ製、そして2.5リッターTFSI(ターボ)を搭載。
出力は380馬力、車体重量はわずか700キロということもあって0-100キロ加速は2.7秒(ポルシェ918スパイダー、マクラーレンP1よりも速い)、最高時速は270キロ。
車体構造はスチール製のチューブラーフレーム、そしてボディパネルはアルミ製。

なお、D8 GTOはラクションコントロールやABSを持たない過激な車で、相当に運転は難しいと思われますが、2005年にはニュルブルクリンクでのコースレコード(7:18.01)を記録したこともある実力者で、愛好者も多いブランドでもあります。

「380馬力」と聞くと「なんだ、380馬力しかないのか」と思いがちですが、ぼくらが現代の「何百馬力の」クルマを運転できるのはドライバーズエイドのおかげで、そしてそれらがないD8 GTOだと、「フル加速でまっすぐ走らせられるかどうか」も疑問だと思います。

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今回発表されたD8 GTO JD70についてはスペックは公開されておらず、その内容は不明。
画像を見るとグリーンのボディにダブルストライプが見えますが、これはカーボンファイバーを採用している模様(柄が透けて見える)。

ドンカーブートはアウディより供給を受けたエンジンを自社でチューンしており、そのノウハウを考えるとJD70については「さらに」パワーアップされる可能性が大。

さらにはカーボンファイバー製ボディを持つことで、標準の「アルミボディ」よりもかなり軽くなると思われ、さらに過激なパフォーマンスを誇ることになりそうですね。

ちなみにD8 GTO(下の画像は通常版)のドアはどんな構造なのか不明で、おそらくは「上の方がちょっと開くだけ」。
よって乗降すらもかなり困難なクルマなのかもしれません。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は Donkervoort-D8-GTO-RS-Bare-Naked-Carbon-Edition-4.jpg です

このD8 GTO JD70は70台のみが限定生産され、その価格は2000万円ほどという設定。
日本だと「オートリーゼン」が輸入していたと記憶していますが、ホームページを見ると「取扱いメーカー」から消えているので、現在ドンカーブートは日本での扱いがなさそうです。

VIA:Donkervoort

 

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