| けっこう地味ながらもいい感じ |
ランボルギーニやマクラーレン、フェラーリのカスタムでおなじみのDMC(ドイツ)がウルス用のカスタムパーツ、そしてチューニングキットを発売。
ウルス用のカスタムパーツというと、これまでにもマンソリーやトップカーがよく知られるところではありますが、DMCはこれらとは異なる個性を発揮していて、かつ「ワイドボディ」。
ここでその内容を見てみましょう。
マンソリーが派手すぎると思う人に
ボディパーツだとオーバーフェンダーが最大の特徴ですが、これは純正のフェンダーアーチを拡大したような形状を持っており、これ見よがしではなく「シック」なデザイン。
ただし片側6センチ、つまり両側で12センチ拡大しており、全幅2016ミリのウルスが2136ミリにまで大きくなった、ということに。
ちなみにこのオーバーフェンダーの素材は「AirCell」と呼ばれる新素材で、素材に含まれる空気の含有率が95%という超軽量なもの。
アストンマーティンは「ヴァルハラ」にて航空機由来の構造を持つリアウイングを装着すると言われますが、最近は航空宇宙産業と自動車メーカーとの乗り入れが何かと盛んなようです。
そのほかはカーボンファイバー製のボンネット、カーボン製のリアゲートスポイラーが装着され、いずれもほかメーカーよりはアグレッシブではなく、「ちょっとだけ」雰囲気を変えたい人には向いているかもしれませんね。
そしてこういった「控えめ」な外観に対して中身は過激にチューンされており、4リッターツインターボエンジンはなんと650馬力から811馬力へ。
これによって0−100キロ加速は0.1秒速くなって3.3秒に達する、とのこと。
この詳細については公開されていないものの、少なくともECU交換、そしてエキゾーシステムの交換がなされているようです。
装着されるホイールは22インチから24インチで、ホイール自体を希望するカラーにペイントすることもできるようですね。
ワイドボディキットの価格は9,980ドル、これにパフォーマンスアップキット(ホイールやECU、エキゾーストシステム等)を加えるとその価格は59,990ドルだとアナウンスされています。
こちらもやはりDMCによるランボルギーニ・ウルスですが、オーバーフェンダーが装着されない代わりにルーフスポイラーが取り付けられています。
VIA:DMC
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モナコやロンドン、アメリカ西海岸では、すでにカスタム済みのウルルが多数走っているようです。