>マツダ(MAZDA)

魂動デザイン採用のマツダ製レーシングカー、RT24-Pがデイトナにてコースレコード樹立!今年からボディカラーは「アークティックホワイト」に

投稿日:2020/01/07 更新日:

| マツダはデイトナ24時間レースを制した後、ル・マン24時間レースに復帰する計画を持っている |

マツダがデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにてコースレコードを更新した、と発表。
このタイムは1:33.324で、現在は「非公式」なるも、記録したマシンはアークティックホワイトのRT24-P(カーナンバー77)、ドライバーはオリビエ・プラ選手。
現在マツダはデイトナ24時間レース(ロレックス24)の予選を走っていますが、その過程で記録したタイムだとされ、これまでのコースレコードは同じ77号車にてチームメイトのオリバー・ジャービス選手が記録した1:33.865だそう。
なお55号車ではジョナサン・ボマリート選手が1:33.660という好タイムを記録しており、今年のマツダRT24-Pは相当に「期待できるクルマ」だと言えそうですね。

マツダRT24-Pはこんなクルマ

マツダは1979年以来、デイトナ24時間レース、セブリング12時間レースが含まれる「IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権」に参加していて、2017年から投入しているマシンが「RT24-P」。
これは耐久レース向け”プロトタイプレーシングカー”で、エンジンは英国AERとの共同開発となる直列4気筒ガソリンターボエンジン、出力は600馬力。
シャシーにはライリーテクノロジー社と(フォードGTの生産でも知られる)マルティマティック社が製造開発を行った”ライリーMk.30”を使用しています。

外装デザインについてはマツダの意向が強く反映され、「魂動デザイン」、そして「ソウルレッド・クリスタルメタリック」のボディカラーを持つことが特徴。

ただ、2020シーズンのマシンについて、ボディカラーは”アークティックホワイト”。※現在マツダが市販車に採用するのは”スノーフレークホワイトパールマイカ”

このカラー変更の理由は不明ですが、これは今年から出光がメインスポンサーとなったことに関係しているのかもしれません(出光のコーポレートカラーはホワイト、ブラック、レッド)。

マツダが2018年シーズンのレーシングカー「RT-24P」公開。ボディカラーは市販車と同じソウルレッド・クリスタル

mazda-rt24-p-racer-daytona-3

ネーミングの「RT24」は、マツダの展開するドライバートレーニングプログラム「ロード・トゥ・24」に由来していますが、これは「デイトナ24時間レースで優勝し、その後はル・マン24時間レースへ」という想いを込めたもの。
現時点でル・マン参戦の決定はなされていないものの、マツダの勇姿をル・マンで見てみたいと思うのはぼくだけでは無いはず。

マツダがル・マン参戦の計画を示唆。「まずはIMSAで優勝し、その後ル・マンへ。開催元とも話し合った」。そもそも現在IMSA参戦中のRT24-Pはもともとル・マンを意識したネーミング?

ロレックス・デイトナは「デイトナ24時間レース」に由来

ちなみにロレックス・デイトナの「デイトナ」はこのデイトナ24時間レースのスポンサーに由来。

1962年、NASAがアポロ11号に搭乗する宇宙飛行士向けの腕時計としてオメガ、ロレックス、ブローバ等をテストするものの、ロレックスはオメガに破れ、宇宙飛行士の腕に巻かれることとなったのは「オメガ・スピードスター」であったのは周知の事実。
そしてテストを受けたロレックスとは「コスモグラフ(Ref. 6239)」で、これは「コスモ」の名があるとおり、「宇宙」をイメージしていたことがわかります。

ただ、ロレックス・コスモグラフは上述の通りオメガ・スピードマスターとの競争に負けてしまい、その後販路をアメリカに求めることになりますが、このときにロレックスが目をつけたのが人気レース「デイトナ24時間」で、このスポンサーに就任するとともに名称を「コスモグラフ デイトナ」に変更したというわけですね。
この名称変更は1964年に行われ、以降このレースの優勝者にはロレックス・デイトナが贈られることになり、1992年にはレース自体の呼称も「ロレックス24(ROLEX24)」へと変更されています。

つまりロレックスは「宇宙がダメなら地上で」と活路を見出したということになりますが(参考までにデイトナのキャッチコピーは「走り続けるために生まれたウォッチ」)、ロレックスはこういった感じでもともと商才豊かな会社で、「ロレックス(ROLEX)」という社名も、他の腕時計メゾンのように「設立者の名前」ではなく、多くの地域で覚えやすいようにと考えられた造語です(機械式腕時計の多くはスイスで創業されているので、英語圏の人には読めないことが多い。AUDEMARS PIGUET=オーデマピゲ、など)。

つまり「ロレックス・コスモグラフ デイトナ」は当初から「デイトナ」ではなかったということで(”ル・マン”を名乗っていた時期もある)、もしデイトナが宇宙に行っていたら、今頃デイトナは「デイトナという名前ではなく」コスモグラフを名乗っており、”ムーンウォッチ”として知られていたのはロレックスであったということですね。

VIA:MAZDA

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

© 2020 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5