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アウディが「家庭」「職場」に次ぐ「第三の場所」としての”くつろげるコンセプトカー”、AI:MEコンセプト発表

投稿日:2020/01/08 更新日:

| 面白そうなコンセプトだが異常に高くなりそうだ |

アウディが、ラスベガスにて開催される家電見本市”CES”にて新型コンセプトカー「AI:ME」を発表。
アウディはここ最近、「人工知能」を搭載したコンセプトカーとして「Aicon」「AI:Trail quattro」「AI:Race」等を発表しており、いずれも「AI」がその名称に入るのが特徴。

今回のAI:MEについてもそれは同様で、テーマは「ユーザーの希望やニーズを満たす、家庭と職場に次ぐ「第3の生活空間」としての役割」。※この”サードプレイス”という概念はスターバックス同様

AI:MEは「くつろげる」空間作りを目指す

このAI:MEは完全自動運転機能を備えますが、自動運転中にはVRゴーグルを使用してバーチャルコンテンツを楽しんだり、といったことが可能です。
そのほか、ユーザーの好みを学習することでシートの位置やメディア、室温や香りもそのユーザー向けに調整することができる、とのこと。

そのほかARを活用した3D複合現実ヘッドアップディスプレイも備わるとのことで、ここ最近アウディが提案してきた未来派コンセプトカーの集大成といった印象です。

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なお、プラットフォームはフォルクスワーゲンのID.3と共通。
そのぶん基本コストを抑えることができ、抑えた分を先進装備に回せそうですね。

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ドアは「観音開き」。
コンセプトカーにはよく見られるものの、市販モデルとなると「かなり採用が困難」な装備の一つ(ポルシェも”ミッションEV”では観音開きを採用していたが、市販モデルのタイカンでは普通のドアになった)。

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内装の素材はサステイナブル。

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前後ランプは様々なアニメーション表示が可能で、歩行者に対しても車両のステータスを示す事が可能。

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こちらはステアリングホイールが出現した「自分で運転する」モード。

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こちらはステアリングホイールを格納した、「完全自動運転モード」。

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ルーフはグラストップ、そしてダッシュボード同様にウッドが採用に。

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現在の自動車業界は消費者の求めるものと、自動車メーカーとが提供したいものとのギャップも

ただ、ぼくが思うのは、こういったクルマについて「誰がどういった状況で使うのか、誰が買うのかわからない」ということ。
今回のAI:MEコンセプトについては、文字通りコンセプトカーであり、その技術を広く知らしめるためのものである「ショーケース」なのは重々承知してはいるものの、最近の自動車メーカーが提案するコンセプト、そして消費者が求めるものとのギャップがあるのではという印象が否めません。

たしかにこういった技術は「あれば便利」ではありますが、非常に高価になるのは間違いなく、実際にボルボは「自動運転は100万円のオプションとなるだろう」と言ったほど。

もっと身近な例では日産スカイラインに採用される「手放し自動運転」ですが、これをありがたがる人はそれほどおらず、むしろ「こんな機能いらないから安くして」と考える人のほうが多いんじゃないかと思うわけですね。

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ただ、最近の自動車業界においては競争が激化しており、自動車メーカーとしては「あの手この手で」クルマを買ってもらおうとしているということはよく理解でき、そして環境規制への対応、様々な法規への対応等にて、何もしなくとも高くなってゆく製造コスト(=末端価格)への対応が必要。

消費者に対し「製造コストが上がったので値上げ」というのではなかなか受け入れてもらえず、よって「消費者にも見える、もしくはメリットが有る」新しい機能を付与し、そのぶん値上げを行って製造コスト上昇分のモトを取るという手法がこういった「ありがた迷惑」な装備だと思われますが、この状況が続くとますますクルマは高価になり、売れなくなるんじゃないかと考えたりします。

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VIA:Audi

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