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プリウスの販売急落!なぜこうなったのか→「プリウスミサイルのイメージが浸透した」「自分も加害者候補だと思われたくない」から?

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| 日本は特にそういったイメージを気にする傾向がある |

さて、2020年1月の国内乗用車登録において衝撃的だったのが「トヨタ・ライズがランキング1位を獲得」ということ、そして「トヨタ・プリウスのランキングが7位に転落」。
そしてここ最近の国内乗用車登録の状況を見ていると気づくのが「RAV4の上昇」「アクアの下落」です。
これらと1月の「ライズがトップ」「プリウスが大きくダウン」という状況をあわて考えると「SUVの人気が拡大中、そしてハイブリッドの人気が下落中」ということも推測出来ます。

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なぜSUVが人気?

なお、SUVが人気という傾向は北米だと顕著となっていて、ランキング上位はすでにこれまでの「セダン」からSUVに移行。
実際にジャーマンスリーは北米に焦点をあわせてアウディは55%、メルセデス・ベンツは63%、BMWは62%というSUV構成比率を持っています(それに対してレクサスは50%)

加えて、アウディは2018年に「2025年にはSUVの販売比率が50%に達する」という見込みを発表しているものの、実際には2020年にもこの数字を達成する可能性が高く、つまり「北米におけるSUVの人気化は予想よりも速いペースで進んでいる」と言えそうです。

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ただ、日本におけるSUV人気は北米とはちょっと異なり、見たところ「アイポイントが高く、ゆったり乗れる快適な」都市型SUVよりも「ワイルドで、アクティブな」印象を持つSUVのほうが高い人気を誇る模様。※北米ではラグジュアリーSUVが人気
これは「ほぼ同じ時期に発売されたホンダCR-V(都市型)とトヨタRAV4(アクティブ)との勝敗の行方が明確なことからもわかりますが、日本市場では現在のアウトドアブームに後押しされる形で「ワイルドな雰囲気」を持つSUVが支持されているのは間違いなさそう(それはジムニー人気からも推測できる)。

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なぜハイブリッドは不人気に?

そしてもうひとつの「ハイブリッドが不人気」ということですが、これについては単に「ハイブリッドが飽きられている」のかも。
これをあらわす例を上げてみると、たとえば一時、日本では「ヘルシーフード」や「京野菜」といった、体に良さそうな食品がもてはやされた時期があり、しかし今はどこを見ても「肉、肉、肉」もしくは糖分とクリームたっぷりのスイーツばかり。

ファッション業界における消費状況を見ても、ひところの「ユニクロに代表されるファストファッション(プチプラ)からハイブランド全盛」となっていて、これはバブル崩壊からずっと続いていてた「節約」「欲しい物を我慢する」「エコ」といった”自分を抑える”傾向から、「欲しい物を我慢しない」「欲望に忠実」といった”自分を開放する”傾向に動いたからだとも思われます。

端的に言うと、「消費、浪費は良くない、非難の対象になる」という社会的認識から「消費は世界経済を回すためにどんどん消費すべき」「自由な自分カッコイイ」という考え方が一般化しつつあるのかもしれません。
これは前ZOZO社長の前澤友作氏の登場や、そのちょっと前から続く仮想通貨長者の出現といった流れにおいて「お金を使うのは悪いことではない」と考える人が増えたただとも考えています。

単にプリウスに乗りたくない

そして、意外と大きいのが「プリウスのイメージが大きく下がり、プリウスに乗りたいと思う人が減った」のではないかということ。
つまり、プリウスが「暴走しまくっている」現状において、プリウスそのもののイメージが大きく減ったことに加え、プリウスのオーナー像の印象があまりに悪くなったであろうこと。

プリウスオーナー=聞き分けのない老人、老害のような印象が報道やネット上の書き込みによってなされ、それが一般化してしまったがために「もしプリウスに乗ったら、自分もそう思われるんじゃないか」という懸念がプリウスの購入を人々から遠ざけているのでは、と考えているわけですね。

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こういった例は他にもあって、アルファードやヴェルファイアに乗りたいが、「ヤンキーと間違われるのが嫌だ」とか、スーパーカーを購入するお金は十分にあるものの、いざ購入したら「周りの人から”儲けている”と思われるのが嫌だ」というのも同様です。

そういった事情もあり、今「プリウスに乗っている」と周囲に言う、もしくは知られることは「自分はエコ意識が高い」というよりも、「危険なクルマに乗っている」「事故を起こした人々と同じで自信過剰」などと思われる可能性があるのかもしれません。
加えて、自分がそう思っていなくても、「プリウスを買う」と言ったとき、家族や友人が「プリウスはやめて・・・」「え?プリウス買うの?」みたいな反応をされてしまい、結局は購入を断念するのかも。

とくに日本はそういった「イメージ」を重視する国であり、フォルクスワーゲンがディーゼル不正事件を起こした際にも、日本に「VWのディーゼル車は正規で入っていなかったのに」フォルクスワーゲンブランドのイメージが大きく低下して購入する人が減ったり、「VW車に乗っているのが恥ずかしい」という人が続出したことからも(イメージ先行型であること、個々で適切な判断できず世論に流されることが)容易に推測できます。

いずれにせよ、プリウスのイメージが低下してしまったことは否めず、一部自動車メーカーが「売る人(オーナー)を選ぶ」というのも納得ではありますね。

 

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管理人:JUN

ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナー。 ハイパフォーマンスカーを中心に、それにまつわる話、気になるクルマやバイク、モノ、出来事などを紹介します。

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