| ただしローダウンサス、タイヤ+ホイール、フィッティングや塗装代が必要 |
すでに新型NSX向けのエアロキットを発表しているリバティーウォークですが、今回なんと「初代ホンダNSX用」のワイドボディキットを発売開始。
なお、今回のワイドボディキットがフィットするのはNA1(NA2は適合として謳われていない)。
初代ホンダNSXには大きく分けると3つの世代が存在し、まずは1990年〜1997年までのI型。
そして1997〜2001のII型(NA1/NA2)、2001〜2005年のIII型(NA1/NA2)が存在します。
ホンダNSXは現在その価値を上げている
なお、初代ホンダNSXは現在その相場が上がり気味なクルマのひとつで、程度の良い個体だと「天井知らず」。
そんなNSXをここまでカスタムするというのはかなり思い切った行動だと言えそうですが、そこがまた「いつものリバティーウォーク」なのかもしれません(もちろんクルマの所有はリバティーウォークではなく個人オーナーだと思われる)。
リバティーウォーク製 初代NSX用ボディキットはこういった構成を持っている
このNSX用ボディキットについて、素材は「FRPのみ」。
リバティウォークは通常、FRPに加えてカーボン製、ドライカーボン製といった素材を用意しているものの、今回はカーボンという選択肢はナシ。
フロントディフューザー、サイドディフューザー、リアディフューザー、リアウイング、ワイドフェンダーがセットになり1,320,000円に設定されています。
もちろん見ての通り車高は「ベッタリ」で、これはAirex製のエアサスペンション(別途913,000円、パーツのみ)によるもの。
もちろんワイドボディキットのフィッティングや塗装費用、そしてホイールやタイヤも別途必要となるため、これらと上述のエアサスを合わせると総額で350〜400万円くらいはカスタム費用として必要になりそう。
なお、バンパーステッカーから判断するに、エキゾーストシステムはFi エキゾースト製。
ただしこちらの発売はアナウンスされておらず、この車両専用のワンオフ品なのかも。
なお、初代ホンダNSXの全高は1170ミリなので、これは現代の基準に照らし合わせると「かなり低い」数字。
現在市販車で1200ミリを切る高さを持つクルマは少なく、マクラーレン720Sの1195ミリやランボルギーニ・ウラカンの1165ミリがその代表格ですが、現行NSXの全高は1215ミリ、フェラーリF8トリブートの全高が1205ミリといえば、いかに初代NSXのが低いかがわかろうかというもの。
そこへ来てこれだけ車高を落としているので、肉眼で見ると「それはもう異常な低さ」なのかもしれません。
ワイドボディキットは単品での販売も可能
そしてありがたいことに、いつものように「単品」でのエアロパーツ販売も開始。
内容を見るとフロントディフューザー220,000円、サイドディフューザー275,000円、リアディフューザー220,000円、リアウイング275,000円というラインアップ。
そして例によってオーバーフェンダーは単品での提供がなされず、このオーバーフェンダーを装着するならば「キットでエアロパーツを購入するしかない」ようです。
VIA:Libertyworks