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ロータスがエスプリ後継、「V6+ハイブリッド」スポーツを発表とのウワサ。500馬力オーバー、エヴァイヤっぽいスタイルに

2020/03/22

| できれば2010年のエスプリ・コンセプトのスタイルを希望 |

英国Autocar報じたところによると、ロータスは今年前半に「エヴァイヤにインスパイアされたスタイルを持つ、V6+ハイブリッドスポーツカーを発表する」とのこと。
このスポーツカーは「現在のロータスと未来のロータスとを結びつける」モデルとなり、かつてのエスプリ的ポジションになるとも(エスプリのポジション、というのもわかりやすいようなそうでないような)。
なお、この新型スポーツカーについて、将来的にロータスが採用すると言われる第2世代の「リベット+接着によるアルミニウム」プラットフォームではなく、現行エヴォーラのものを使用すると言われ、その意味では確かに「現在と未来との橋渡し(現行プラットフォームを使用し、エヴァイヤ風新世代デザインを採用するので)」。

なお、画像は2010年に発表されたエスプリ・コンセプトですが、これはいつ見てもランボルギーニ・ウラカンとそっくりだ、と思います(ウラカンのほうが後で登場している)。

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ロータスのハイブリッドシステムとは?

そして気になるのがロータスのハイブリッドシステム。
もちろん現在ロータスはハイブリッドを持ちませんが、親会社である中国の吉利汽車は「エレクトリック重視」でもあり、子会社としてボルボのエレクトリックカーブランド「ポールスター」も保有しており、引っ張ってくる技術に困ることはなさそう。

そしてこの新型スポーツカーの出力は500馬力を超えると言われ、つまりはポルシェやフェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンと渡り合えるほどのパフォーマンスを持つことになると思われ、その意味ではまさに「エスプリ的ポジション」。

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なお、ロータスが「ハイブリッド」を採用するのはCAFE(Corporate Average Fuel Efficiency)=企業別平均燃費基準に対抗するためだと言われ、つまりロータス全体での平均燃費を下げることが目的だとされています。

ロータスは今後、年間生産台数を現在の1,700台あたりから5,000台へ、そしてフェラーリ並の10,000台を目指すと言われますが、販売するクルマすべてがハイブリッドやピュアエレクトリックカーというわけにもゆかず、価格的にも大半が「ガソリン車」となりそう。
加えてスポーツカーばかりをラインナップするとなると平均燃費が悪化するのは間違いなく、今からその対策を行おうということなのかもしれません。

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現段階ではまだ「ロータスの新型スポーツカー」について正式に予告されたわけでも、なんらかのプロトタイプが走っているわけでもなく、単なるウワサにとどまるものの、なんせあの「ハンドリングには定評のあるロータス」なので、吉利汽車の豊富な資金を得ることにより「リミット無しで」開発したスポーツカーがどんなクルマとなるのかは非常に気になります。

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