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ポルシェが早くも「自社カスタム」を施した911ターボSを公開!珍しい”インディアンレッド”にダーク仕上げの前後ランプ

2020/03/20

| あまりにシンプルすぎてどこをどうカスタムしたのか気づかないほど |

ポルシェはつい先ごろ新型911ターボSを発表したところですが、今回はそのカスタム部門である「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」より、ポルシェ自らがカスタムした911ターボSが公開されることに。

この車両における最大の特徴は「ボディカラー」にあり、これはいつものガーズレッドではなく”インディアンレッドだそう(このカラー名ははじめて聞いた)”。
ちなみにイタリアだと、996世代あたりまでは「赤いポルシェ」はイケてないという風潮があったようですが、その理由、そして現在の認識(レッド=イケてないというイメージが改善されたのかどうか)については謎なところ。

ただしイタリアどうこうに関わらず、実際に現実、ネット含めて「赤いポルシェ」を見る機会はあまりないように思われ、やはり赤いポルシェの人気は高くないのかもしれません。

レッド×ブラックのシンプルなカスタム

そしてこのレッドのボディカラーにあわせ、この911はヘッドライト、そしてテールランプがダーク仕様に。

Porsche-911-Turbo-S (1)

ちょっとわかりにくいものの、ドアミラーのベース部、そしてウインドウモールはグロスブラックに。
なお、このウインドウモールのカラー変更は思いのほか大きく印象が変わり、車格がひとつ上がったようにも見えると思います(何も選択しないとラバーのままで安っぽい)。

そのほか、ブレーキキャリパーもイエローからブラックに変更されているようですね。

Porsche-911-Turbo-S (2)

こちらはインテリアですが、ブラックレザーにレッドのアクセントが(ドアパネル、ダッシュボード、センターコンソールに)用いられ、メーターリング、スポーツクロノのダイヤルもレッドに。

エクステアリア、インテリアともに「非常に地味」であり、ポルシェに親しんだ人でないと「どこをどうカスタムしたのか」すらわからないほどですが、それだけに「通」っぽい仕様だとも言えそうです。

Porsche-911-Turbo-S (3)

ポルシェは積極的にカスタム例を公開

なお、ポルシェは少し前に「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」をリブートし、そのカスタム範囲を大きく開放。
これまでには選べなかったような様々なオプションが選択できるようになっていて、もちろんこれによって「一台あたりの利益を拡大しよう」という戦略です。

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これからは自動車市場が拡大することを望めず、いかに少ない台数で大きな利益をあげることができるのかが重要となり、そのためにポルシェが採用したのが「一人あたりが選択するオプションの増加」なのだと思われます。

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