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C.ロナウドが9.5億のブガッティ・チェントディエチを購入?たしかにブガッティをすでに2台所有しているが

2020/03/27

| ブガッティとしてはC.ロナウドにぜひチェントディエチを購入してほしいと考えているはず |

さて、ブガッティは10台限定にて「チェントディエチ」を発売しており、しかしすでに完売していると言われますが、そのオーナーの一人がクリスティアーノ・ロナウドではないかとの報道。

クリスティアーノ・ロナウドは相当数のエキゾチックカーを所有することで知られ、その一部としてフェラーリF12 tdf、ロールスロイス・カリナン、ランボルギーニ・アヴェンタドールのほか、ブガッティ・ヴェイロンやシロン、マクラーレン・セナといったハイパーカーもこれまでに自身のインスタグラムにて公開されています。

さらにブガッティ本社に招かれ、ブガッティがその様子をプロモーションに用いたことから大きく両者の関係がクローズアップされることになり、その後には「世界で一台のみ、世界で最も高価な自動車」であるラ・ヴォワチュール・ノワールの購入者がクリスティアーノ・ロナウドではないかと言われたことも(これは正式に否定されている)。

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ブガッティとしては「クリスティアーノ・ロナウドに乗って欲しい」はずだ

今回の件についてはTheSupercarBlogがまず報じたもので、その後CARSCOOPSがブガッティに直接連絡を取って真偽を確かめようとしたところ、「我々のポリシーによって、顧客について答えることはできない」としたうえで、「クリスティアーノ・ロナウドはブガッティ・ファミリーの一人である」という回答があった模様。

つまりは否定も肯定も無いといったところですが、ぼくとしては「アリ」とも「無い」とも判断できないところ。
「アリ」と思えるのは、やはりブガッティを2台所有しているということ、そして9億4400万円といわれるチェントディエチの代金を難なく支払えるであろうということ(2019年のクリスティアーノ・ロナウドの年収は約40億円)。

さらに、クリスティアーノ・ロナウドは「広告塔」としては非常に理想的。
というのも、スポーツ選手として最大級のあこがれと称賛を集める人物であるのは誰もが知るところで、かつ「非常にクリーン」。

インスタグラムを見ても、アップされているのは試合の様子やトレーニングの様子、

自身のスポンサーの商品の宣伝や、

そのファミリーマンっぷりなど。

さらにはプライベートであってもスポンサー企業の製品を身に着け、そのロゴを見えるような写真を取るなど、企業からすると「規範」のような人物だと考えられます。

つまり、ストイックで、自身の節制ができ(うわついたところがない)、よき家庭人であり、かつ結果を出して社会に認められているということで、多くのブランドが「クリスティアーノ・ロナウドのような人物に自社製品を使ってほしいと考えている」のは間違いなさそう。

加えて、スーパーカーやハイパーカーの場合、各メーカーとも「自身のガレージにクルマをしまっておいて、表に出てこない」コレクターよりも、「若く、社会的に影響力がある」起業家やスポーツ選手へと優先して限定車を振り分ける傾向にあるようです(カーガイよりも、新時代のセレブを重んじる)。

よって、ブガッティがクリスティアーノ・ロナウドに「ぜひ乗って欲しい」と話を持ちかけ、クリスティアーノ・ロナウドもこれに乗る可能性が無いわけではない、とも考えるのですね。

クリスティアーノ・ロナウドはそこまでクルマに価値を見いださない?

そして逆に「無い」と思える理由としては、クリスティアーノ・ロナウドはそこまでクルマに価値を見出していないんじゃないかと思えるところ。

多数のスーパーカー、ハイパーカー、高級車を所有していますが、あくまでも「自身の生活を豊かにする道具の一つ」として捉え、腕時計やアパレルと言った、彼が興味を示す他の製品と同等に扱われているだけのようにも感じられます。

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実際のところ、限定車ばかりを集めたり、とくにカラーや仕様が統一されていたり、こだわった仕様が見られたり、購入後に大きくカスタムしたりといった様子が見られず、デビッド・ベッカムとは異なり、「無改造でサラっと乗る」タイプなのかもしれません。

そして、そういった人が(たとえ購入できるお金を持っていたとしても)チェントディエチに興味を示すとは思えず、これが「クリスティアーノ・ロナウドによるチェントディエチの購入はない」とぼくが考える理由。

ブガッティ・チェントディエチはこういったクルマ

ブガッティ・チェントディエチは、ブガッティが「110周年」を記念した限定車で、その価格はおよそ9億4400万円。
1991年に発売され、「ミドシップ+4ターボ+4WD」という、現代のブガッティの原型を作り上げたEB110へのオマージュという位置づけです(EB110を発売した”ブガッティ”は現在の”ブガッティ”とは異なる会社組織)。

シロンをベースとし、エンジンは8リッタークワッドターボ、出力は1600馬力、0-100km/h加速2.4秒、最高速度380km/hというスペックを誇ります。

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VIA: TheSupercarBlog, CARSCOOPS

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