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ホンダがNSXにリコールを発表!(おそらく)1年間で36台しか売れていなかったことが明らかに。ベントレー、プジョーも「少数リコール」届け出

2020/06/13

| ベントレー・ベンテイガはシートベルト、プジョー308はオーバーヒート |

さて、国土交通省が「100台未満の少数リコール」5月分を発表。

その中にホンダNSX等が含まれており、ここでそれらの内容について見てみたいと思います。

まずは当のホンダNSXについてですが、燃料ポンプ関連の問題にて「エンストの可能性」。

その内容は下記の通り、対象となるのは平成30年9月5日~令和元年10月4日に製造された36台ですが、「やはりNSXはあまり売れていなかった」ということがわかります(内容からするに、該当期間に販売された全台数がリコール対象だと思われ、約1年で36台しか売れていないということになる)。

低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

国土交通省

なお、NSXについては2018年にも燃料タンク、そしてハイマウントストラップに関するリコールを発表していますね。

ベントレー・ベンテイガは「シートベルト」

ベントレーは17台のベンテイガに対してリコール届け出。

今回の内容としては「シートベルト」となっていますが、ベントレーはつい先日、全世界で約6,000台のベンテイガをリコールしており(総生産台数が2万台くらいなので、かなり多い)、こちらの内容としては2018年1月から2020年3月に製造されたV8モデルにおいて、燃料漏れの可能性があり、最悪の場合は火災に至るというもの。

現時点では事故の報告はなく、しかし追って別のリコールが出される可能性もありそうです。

今回の「シートベルト案件」については下記の通りで、対象となる輸入期間は平性年6月13日~令和2年2月20日。

3列目左右両シートのシートベルト上部アンカーにおいて、取付ボルト軸部の寸法が不足しているため、当該ボルトをボディパネルに対して十分に締結できていない。そのため、車両衝突時に当該ボルトがボディパネルから外れ、乗員を適切に拘束することができないおそれがある。

プジョー308はオーバーヒートの可能性

プジョーは平成31年3月19日に輸入された、6台のみのプジョー308に対してリコールを発表。

プジョーのリコールというのは結構珍しいように思います。

トランスミッションオイルクーラーの冷却水ホースにおいて、ホースクランプの締め付け作業が不適切なため、当該クランプが正しく締め付けられていないものがある。そのため、当該ホース接続部より冷却水が漏れ、警告灯が点灯し、最悪の場合、冷却水が不足してオーバーヒートを起こすおそれがある。

VIA:国土交通省

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