| 中東を訪れたならばここは抑えておきたい |
アブダビを訪れたからには外せない、シェイク・ザイード・グランド・モスク。
ぼくはフェラーリ・ワールド・アブダビの後にここを訪れていますが、フェラーリ・ワールドからタクシーで30分くらい。
今回、残念ながら訪問する時間が早くて夕暮れを見ることはできなかったものの、このモスクは夕暮時の美しさが有名だそうで、フェラーリ・ワールドとあわせて訪問する場合はフェラーリ・ワールドを4時以降に出ると良さそうです。
なおフェラーリ・ワールド前のタクシー乗り場には多数タクシーが待機しており、そこからフェラーリ・ワールド→シェイク・ザイード・モスクというコースは定番のようで、そこからさらに(同じタクシーで)ドバイへ戻る、というのも「よくある」コースなのだそう。
よってタクシードライバーも「モスク行った後はどうする?ドバイに戻る?」と聞いてくるので、「ドバイに戻る」と伝えると、モスク訪問の後はドバイまで送ってくれます(アブダビからドバイまで200-220ディルハムくらい。モスクで待ってくれている間はノーチャージ)。
そんな感じでタクシーに乗ってフェラーリ・ワールドからシェイク・ザイード・グランド・モスクを訪問しますが、遠くからでもその美しさが分かるほど。
駐車場でタクシーを降り(降車場は特に無い)、そのままモスクへ入りますが、どこにタクシーがいるのかわからなくなるので、降りた場所やタクシーの写真を撮っておくのがオススメ(駐車場にはA/B/Cなど番号がある)。
ちなみに、運転手から「中には荷物を持って入れないので、車内に置いてゆけ」と言われ、ちょっと心配だったもののタクシー内に荷物を置いてシェイク・ザイード・グランド・モスクへと入ることに。
タクシーの運転手もその心配を汲み取ってくれたのか、免許証やナンバープレート、車体の写真を撮っていくといいよ、とまで言ってくれたので運転手を信用することにした次第です(結果的に何事もなかった)。
こちらが入り口。
プレハブ小屋みたいな感じで「え?」と思いますが、ここで荷物の検査があります。
男女で入り口が別れているのは、女性は髪や肌を見せることができず、「アバヤ」と呼ばれる民族衣装(頭からすっぽりと足首まで隠すアレ)を借りて着たりするためのようですね。
ここで靴を脱いでロッカーに。
学校の下駄箱のような感じで扉もカギも無いのですが、地元の人は信仰心が厚く、盗みは大罪なので、まず靴を盗むことはない模様。
ただし心無い観光客も多いと思われるので、高額な靴は履いていゆかない、それでも心配だと脱いだ靴をバッグに入れても運ぶなどしたほうが良さそうです(ただし”靴”は不浄なものと考えられているようで、バッグの中に入れたとしても礼拝堂内に持ち込むのはやめたほうがいいかもしれない)。
こちらが礼拝堂本堂。
有名なシャンデリア。
このほかにもいくつかシャンデリアがあるようですね。
カーペットは手織りで、世界最大だそうです。
柱やドームもその美しさが世界に知られるところ。
礼拝堂の周囲には回廊があります。
この回廊の美しさも特筆モノ。
回廊の中はこんな感じ。
中庭は残念ながら入ることができません。
こちらはモスク前のプール。
反射するモスクの美しさもまた格別です。
こちらはトイレ。
礼拝の前には足や腕を洗うそうで、そのための施設ですね。
たしかに中東へゆくと、公衆トイレでいきなり腕を洗っている人がいてびっくりすることがあります。
公式ホームページによる説明は下記の通り。
この世界最大級のモスクは建築的な芸術作品であり、なんと4万人もの参拝者を収容することができます。その特徴は、82個のドーム、1,000本以上の円柱、24金メッキのシャンデリア、そして手織りの世界最大のカーペットです。そして礼拝堂本堂には直径10メートル、高さ15メートル、重量9トン以上といわれる世界最大のシャンデリアが空間を埋めています。最初に行われたモスクの式典は、このモスクと同名の、ここに埋葬されたシェイク・ザイードの葬儀でした。