| 現時点ではエクストレイル用パーツは未発表・今後の展開に期待 |
ニスモがオンロード向けのパーツだけではなく、オフロード向けパーツ拡充に向けて動く模様。
今回、「今年の秋から発売を開始する」としていくつかのパーツを公開しており、これらは2005年〜2020年モデルのフロンティア、2005年〜2015年モデルのエクステラ、2016年〜2021年モデルのタイタンのほか、次世代フロンティアにも対応する、としています。
ニスモらしく「妥協なき品質」
今回リリースされたパーツの一部を見てみると、まずはリフトアップ(50ミリ)対応のサスペンションキットが目立つところですが、これは最低地上高が高くなるだけではなく、もちろんサスペンションのトラベル量が増え、さらに様々な重量物の積載、重量のあるオフロードタイヤ装着にも対応しています。
そしてこちらはヘビーデューティーなバンパーにウインチ。
LEDランプの取り付けも可能となっているようですね。
当然ランプもニスモ製。
アルミ製の強固なハウジングを持っており、8,600ルーメンの光量を確保している、とのこと。
サスペンションは減衰力等の「リモート調整」が可能、とのこと。
ホイールもやはりニスモ製。
サイズは17インチ、そして885kgまでの荷重に耐えることができ、もちろんこれは「純正ホイールを遥かに超える数値」となっていて、単なるドレスアップパーツではないようです。
ニスモは「ピュア」さを追求
なお、ニスモは2017年に組織変更を受けるとともに再ブランディングが図られ、「ピュアスポーツブランド」として再出発を図ることに。
一方でニスモのコンプリートカー開発と統合されたオーテックは「プレミアムスポーツ」つまりスポーティー路線を採用することでニスモと差別化が図られています。
そして今回の「オフロード車向けパーツ発売」を見るに、その「ピュア」という概念はオンロードのみに止まらず、オフロードにおいても「エクストリーム」という形をとって表れているようですね。
現時点ではエクストレイル向けのパーツはリリースされていないようですが、今後の拡充に期待したいところです。