| 相変わらずパンチの効いたクルマが大好きなようだ |
元トップギアの司会者にして現グランドツアーのパーソナリティ、ジェレミー・クラークソン。
同氏が「ニュースUK モーターアワード」にて語ったところによると、今年最も感銘を受けたスーパーカー、つまり「スーパーカー・オブ・ザ・イヤー」はイーグル・ライトウエイトGTとのこと。
これはいわゆるジャガーEタイプのレストモッドとなりますが、Eタイプのレースバージョンである「ライトウエイト」を意識して軽量さを追求したクルマ。
ただしイーグルは「そのために快適性を失いたくなかった」とも語っており、よって快適なキャビン、そして上質な乗り心地を実現している、と言われます。
「レーシングカーとGTカーとの中間」という表現がなされることが多く、GT的要素を実現するためには現代の考え方を用いたエアロダイナミクスも採用され、オリジナルのEタイプに比較するとウインドウの角度がちょっとだけ「寝て」いたり、効率性を重視したデザインを持っているようですね。
イーグル・ライトウエイトGTは妥協なきスーパーカー
ベースは上述の通りジャガーEタイプ(シリーズ1)で、完全に分解された後にボディパネルはすべて新品へと交換されており、そしてこれらのパネルは2500時間をかけて職人が作り出すとされ、まさにイーグル・ライトウエイトGTはまさに「走る芸術作品」だと言えそう。
搭載されるエンジンは4.7リッター直6/出力380馬力、車体重量はわずか1,017kg。
0-100km/h加速5秒、最高速は273km/hというスペックを誇ります。
ちなみにホイールにはマグネシウム、インテークマニフォールドにはカーボンファイバーを用いるなど、妥協のない素材選びが貫かれて、ジェレミー・クラークソンでなくとも「ベスト」に挙げたくなるかもしれませんね。
そのほかのカテゴリ別「ベスト」はこんなクルマ
そのほかにもニュースUK モーターアワードでは様々なクルマがカテゴリ別に選出されており、ここでそれらを紹介したいと思います。
ピープルズ・カー・オブ・ザ・イヤー(ジェレミー・クラークソン選出)・・・ミニ ジョン・クーパー・ワークスGP
ここからはジェレミー・クラークソンではなく、英メディアが選出したクルマたち。