| コロナ禍にて現実世界でのカスタムが思うようにできないという状況がバーチャルカスタムに拍車をかけたようだ |
さて、最近ではリアル/バーチャルともに様々なカスタムが登場していますが、特に活発なのがバーチャルカスタム。
多種多様なバーチャルカスタムが登場するものの、とくに人気なのは「オーバーフェンダー+シャコタン」。
なぜか日本伝統のカスタムが世界中のレンダリングアーティストの興味をそそっているようです。
スーパーカーでもオーバーフェンダー+シャコタン
そしてもともとワイド&ローなスーパーカーをさらに低く広くカスタムする例も畳みられ、そこで今回はバーチャルカスタム界の新星、Bradbuilds氏の作品を中心にいくつか紹介したいと思います。
現実世界だとフェラーリを激しくカスタムする例は少ないが
まずこちらはフェラーリ458イタリアをワイドフェンダーとウイングにてドレスアップ、そしてローダウン。
リアルワールドだとさほどフェラーリのカスタムはメジャーではなく(オリジナル状態を維持したいと考える人の方が圧倒的多数)、しかしマンソリー、リバティウォークなど一部では過激なカスタムが存在するという「両極端な」状況です。
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こちらはF40。
クラシックフェラーリも現代風に。
スーパーワイドなフェラーリF40。
エンツォ・フェラーリがレーシングカー風に。
ランボルギーニは過激なカスタムがよく似合う
過激なエアロパーツを身に纏うランボルギーニ・ディアブロ。
テールパイプは4本出し。
ちょっと現代風なランボルギーニ・ミウラ。
ランボルギーニ・ガヤルド。
ハードなオフローダーにカスタムされたランボルギーニ・ウルス。
タイヤにフェンダーがかぶるほど車高の落ちたランボルギーニ・ウルス。
こちらはクルマではなくバイク。
ドゥカティ・ディアベルをランボルギーニ仕様としたものです。
ちなみに、あまり知られていたいものの、現在ドゥカティはランボルギーニが株式の大半を所有しており、事実上ランボルギーニの子会社だとだれています(大きな目で見ると、両者ともフォルクスワーゲングループ傘下)。
どちらも本社がイタリア・ボローニャに存在するという共通点がありますが、なぜか今までコラボレーションを行ったことはなく(イベントは除く)、今後の協業に期待したいところ。
ランボルギーニとドゥカティとのダブルネーム仕様が登場すれば、けっこうな数のランボルギーニオーナーさんがドゥカティを購入しそうですね(たぶんぼくも買う)。
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そのほかにはこんなカスタムも
なお、Bradbuilds氏は様々なメーカー/ブランドのカスタムも公開しており、こちたらはマクラーレン。
現実世界だと、マクラーレンにこういったカスタムを施す例は(リバティウォークを除くと)かなり少ないようです。
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かなり珍しい、フェニア・スーパースポーツのバーチャルカスタム。
ツインターボなシボレー・コルベット。
超ロングテールなポルシェ935。
あのマクラーレンF1も現代風に。
ヴィジョン・グランツーリスモ風のシロン。
なかなかにカッコいい、ポルシェ911「スピードスター」。
高級車だってバーチャルカスタム
そしてこちらはベントレー・コンチネンタルGT。
スーパーカーのように「オーバーフェンダー貼り付け」ではなく、ブリスターフェンダーを装着しており、高級車にふさわしいカスタムがなされているようですね。
こちらはロールスロイス。
ロールスロイスはメーカー自信がバッドボーイ仕様「ブラックバッジ」を発表するなど、やはりB系カスタムがよく似合う、と思います。
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参照:YasidDESIGN, Bladbuilds