>テスラ(TESLA)

テスラが新型モデルS/モデルX発表!モデルS「Plaid+」はなんと1100馬力、0-100km/h加速2.1秒!ステアリングホイールはナイトライダー風に

2021/01/29

テスラ・モデルS

| 大幅アップデートの割に価格は抑えめ |

さて、はじめて通期での黒字を記録したテスラ。

今回はモデルS、そしてモデルXのアップデート版を公開しています。

なお、今回の改良については比較的「濃い」内容となっており、テスラの販売をさらに伸ばすことになるのかもしれません。

新型テスラ・モデルS/モデルXの外観はテスラ・ロードスター風に

まずは外観から見てみると、その印象は「テスラ・ロードスター(コンセプト)に近くなった」。

フロントバンパー形状がよりシャープになり、ホイールのデザインが変更され、さらにドアハンドル等がグロスブラックへと変更されているため、全体的にシャープなイメージが強調されているようですね。

tesla-model-s (6)

一方でリアはすっきりとした印象。

tesla-model-s (7)

こちらはモデルX。

変更内容はモデルSに準じるようです。

tesla-model-s (3)

やはりリア周りは「すっきり」。

tesla-model-s (4)

もっとも大きく変わったのはインテリア

そしてエクステリアよりもインテリアのほうが変更内容が大きく、かつ多岐にわたっていますが、最も目を引くのはステアリングホイールとセンターのディスプレイ。

tesla-model-s (10)

ステアリングホイールについては上部をカットした「ナイトライダー風」形状を持っており、しかもボトム部はスクエアな形状を持っているので、これまでのように「くるくる」回すことは難しいと思われます。

おそらくは「持ち替えなくても」問題なくクルマの操作をできるよう、可変ステアリングレシオや「切りすぎ」に対応するセーフティデバイスが採用されているものと考えられます(センターパッドにブランドロゴが入っていないのは珍しい)。

tesla-model-s (2)

こちらについても、テスラ・ロードスターに装着されていたもの(下の画像)と近い形状を持っているようですが、ウインカーやワイパーを作動させるためのレバーがなく、ステアリングホイール上のスイッチ(もしくはなんらかのタッチ式、あるいは非接触型のデバイスにて)にてこれらの操作を行うことになりそうです。

そしてディスプレイはこれまでの「縦型」から「横型」へと置き換わり、そのサイズは17インチへ。

解像度は2200×1300、そして明るさや発色、タッチしたときのレスポンスが改善している、とのこと。

tesla-model-s (8)

こちらはモデルXのインテリア。

基本的にはモデルSと同じ仕様を持つようですね(ただしヘッドスペースや頭上のグラスエリアが大きく異る)。

tesla-model-s (5)

モデルXのインテリアを上から見るとこう。

tesla-model-s (9)

後席についても居住性が向上しており、シート形状がより立体的に。

加えて、センターコンソール下部にモニターが設置されており、各種エンターテイメントが楽しめるようです。

tesla-model-s (11)

新型テスラ・モデルS/モデルXの価格やグレードはこうなっている

なお、新型テスラ・モデルS/モデルXのグレード構成には若干の変更があり、これまでのトップグレード、「パフォーマンス」が「プラッド(Plaid)」へ。

そしてPlaidではついに「トライ(3)モーター」が実現し、モデルSのみに設定されるPlaid+ではなんと1100馬力、0-100km/h加速は2.1秒というスペックを誇ります。

モデルS、モデルXのクレード構成と価格は以下のとおり。

モデルS、モデルXのクレード構成と価格

【モデルS】

  • ロングレンジ(デュアルモーターAWD)・・・10,699,000円
  • Plaid(トライモーターAWD/1020馬力)・・・14,999,000円
  • Plaid+(トライモーターAWD/1100馬力)・・・16,999,000円

【モデルX】

  • ロングレンジ(デュアルモーターAWD)・・・11,699,000円
  • Plaid(トライモーターAWD)・・・14,999,000円

これら新型モデルS/モデルXの納車は2022年予定、と表示されています。

合わせて読みたい、テスラ関連投稿

テスラ・モデル3
テスラが中国でのデザインセンター開設にあたり管理者を募集とのウワサ!「欧米と中国両方の感性を理解する人物」「業界で20年以上の実績」を条件としヘッドハンターを雇った模様

| こういった姿勢は中国側も高く評価するに違いない | さて、テスラは中国にてデザインセンターを開設する意向を持っていると報じられていますが、今回は具体的に「中国におけるデザイン部門のボスを探している ...

続きを見る

テスラ・モデル3
2020年の欧州EV市場において「テスラのシェアが1位から3位に下落、4位に転落寸前」。どうしてこうなったのか、そしてシェア回復策はあるのかを考える

| 短期的に見るとテスラはシェアを失い続けるだろう | さて、2019年の電気自動車市場においては「テスラしか売れてない」という状況でしたが、その裏にあったのは「そもそもテスラ以外の選択肢がほとんどな ...

続きを見る

テスラ・モデル3
「持っているテスラ株が10億円に達したので、会社を辞めることにした」30代男性が話題に

| より早い段階で、より多くの資金を投じた人ほどリターンが大きい | さて、とにかく株価が上がっているテスラ。まだまだ行くだろうという思い、いやそろそろ危ないんじゃないかという思いが複雑に交錯する状況 ...

続きを見る

参照:Tesla

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->テスラ(TESLA)
-, , ,