| 新型メルセデス・ベンツSクラスには数多くの「世界初」が |
さて、メルセデス・ベンツ日本が新型Sクラス(8年ぶりのフルモデルチェンジ)を発表。
本国での発表からさほど時が経たないうちでの発表であり、「意外と早く日本に導入を決めたな」という印象です。
新型メルセデス・ベンツSクラスの特徴についてはざっと下記の通り。
新型メルセデス・ベンツSクラスの特徴
- 全ての要素において最新のラグジュアリーを再定義したフラッグシップモデル
- 世界初の後席左右リアエアバッグを採用
- 世界初3フロントウィンドウに投影可能なAR(拡張現実)ナビゲーションを オプション設定
- 生体認証 (指紋/顔45/声) によるシートポジション等の設定が可能
- 良好な取り回しを実現するリア・アクスルステアリング
- 「Sensual Purity(官能的純粋)」を追求したデザイン
新型メルセデス・ベンツSクラスのエクステリアはこんな特徴を持っている
新型メルセデス・ベンツSクラスのデザインについては、上述の通り「センシュアル・ピュリティ」なるデザイン言語に基づいており、これは「ラインやエッジ、段差を可能な限り削減し、曲線を描く彫刻的な面によって特殊な陰影を醸し出すことが特徴。
ヘッドライトはSクラス特有とされる「3点が光る」デイタイムランニングランプが装備され、例との形状は上下方向に薄く、全体的に小型化されることに。
ドアハンドルはメルセデス・ベンツでは「初」の格納型を採用したことがトピックです。
なお、テールランプについては三角形を採用し、車体側とトランク側とに渡る「二分割式」。
新型メルセデス・ベンツSクラスのインテリアはこんな特徴を持っている
おそらくエクステリア以上に変わったのがインテリア。
メルセデス・ベンツいわく「デジタルとアナログとの調和」と表現される”最新のラグジュアリー”が大きな特徴ですが、横長の液晶ディスプレイ、そして面積が拡大されたウッドパネルがなんとも豪華です。
なお、アンビエントライトは先代Sクラスでは「光源が40個」だったものが「標準ボディでは247個、ロングボディだと263個」へと大幅に増え、明るさはなんと先代比10倍に。
加えて「音声入力を行っているシートをハイライトする」「降車時に危険がある場合は赤く点灯して警告を行う」といった機能もあるようです。
そのほか、世界初のARナビゲーション、3Dコクピットディスプレイ等の新機軸も採用され、Sクラスにふさわしい装備を持つようですね。
新型メルセデス・ベンツSクラスのパワートレインはこうなっている
新型メルセデス・ベンツSクラスに搭載されるエンジンは「ガソリン」「ディーゼル」がそれぞれ1種類。
ガソリンエンジンはS500 4MATIC、S500 4MATICロングに採用され、435PSを発生する3リッター直6エンジン(M256型)にマイルドハイブリッド(ISG/22PS)との組み合わせ。
ディーゼルエンジンはS400 d 4MATIC、S400 d 4MATICロングに搭載され、こちらは3リッター直6、330PSというスペックです(OM656型)。
なお、トランスミッションは全車9G-TRONIC(オートマチック)、駆動方式は4WD、そして4輪操舵(リアアクスルステアリング)を備えます。
新型メルセデス・ベンツSクラスの価格・グレードはこうなっている
そして新型メルセデス・ベンツSクラスの価格は下記の通り。
新型メルセデス・ベンツSクラスの価格
- S 400d 4MATIC・・・1293万円
- S 500 4MATIC・・・1375万円
- S 400 d 4MATIC ロング・・・1678万円
- S 500 4MATIC ロング・・・1724万円
- S 500 4MATIC ロング ファースト エディション・・・1938万円
- S 500 4MATIC ロング ファーストエディション <AMGライン>・・・2040万円