>ポルシェ(Porsche) >ランボルギーニ

まさかのポルシェ公式!ランボルギーニのボディカラー「Azzuro Thetys Metallic」に塗装した新型911GT3が公開

2021/03/02

まさかのポルシェ公式!ランボルギーニのボディカラー「Azzuro Thetys Metallic」に塗装した新型911GT3

| しかも公開したのはポルシェGT部門のボス、アンドレアス・プルニンガー氏 |

さて、ポルシェはそのパーソナリゼーションプログラム「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」にて様々な顧客の要望に対応することで知られますが、その中には「パワーアップ」や「ボディ形状変更」といったものまで(もともと、フラットノーズはここから誕生したと言われる)。

もちろんカスタムペイントも意のままということになりますが今回、ポルシェのGT部門管理者であるアンドレアス・プルニンガー氏が自身のインスタグラムへと”ランボルギーニの”ボディカラーへとペイントした新型911GT3の画像を投稿してちょっとした話題に。

標準で用意されるポルシェ911GT3向けボディカラーは14色

なお、ポルシェが「標準」にて用意する911GT3向けボディカラーは14色。

この「標準」とはつまりカタログで選べる色を指しますが、上述の通り、ポルシェは希望通りのカラーへとペイントするサービスも展開中です。

新型ポルシェ911GT3のコンフィギュレーター公開!全オプションと価格を調べてみた!!
新型ポルシェ911GT3のコンフィギュレーター公開!全オプションと価格を調べてみた!!

| オプション内容は911GT3らしくシンプルでスパルタン | ポルシェは新型911GT3を発表したところですが、早速本国にてそのカーコンフィギュレーターが公開に。その車両価格は167,518ユーロ/ ...

続きを見る

そして希望通りというのはもちろん「どんなカラーにでも」ということを意味しており、今回公開された911GT3のボディカラーもそういった例の一つ。

このボディカラーはシルバーにちょっとだけブルーが入った色味を持っており、ランボルギーニに採用される「Azzuro Thetys Metallic」というボディカラーなのだそう。

現在ポルシェは「ペイント・トゥ・サンプル」なるカスタムプログラムを展開していて、この「ランボルギーニのカラー」への塗装もそういったプログラムの成果の一つであり、同時にプロモーションの一環なのかもしれません(現在、ランボルギーニとポルシェは、ともにフォルクスワーゲングループに属している)。

2

同氏のインスタグラムには、公式フォトでは見られなかった角度からの画像もアップされていますが、リアウイングの表面は「意外と丸い形状」を持つようですね。

なお、ステーや翼端は世界各地の法規をクリアするためか、エッジ部分が丸められていることもわかります。

ランボルギーニと同じボディカラーにペイントされたポルシェ911GT3の投稿はこちら

余談ではあるものの、「ポルシェ918スパイダーのボディカラーにペイントしたランボルギーニ・アヴェンタドールSV」といったクルマも存在します。

「最後の」ランボルギーニ・アヴェンタドールSV。カスタムペイント費用は720万円

| カスタムペイントは安くない | ランボルギーニ・アヴェンタドールSVの「最後に生産された一台」がランボルギーニ・ファクトリーよりスコットランドのディーラーに到着。これは顧客によって特別にオーダーさ ...

続きを見る

ポルシェは一時期、カスタムペイントに凝っていた

参考までに、ポルシェはこれまでにもいくつかのカスタムペイントを公開しており、こちらは見る角度によってカラーが変わる「パイソングリーン・クロマフレア」。

こちらはヴァイオレット・クロマフレア。

ともに約1050万円という価格を持つ高額オプションです。

カスタムペイントの調合には「時間」がかかる

現在ではスーパーカーがある意味では一般化してしまい、よってオーナーは「他の人とは異なるカラー」に自分のクルマをペイントしようと考えるケースが増えていて、よって各メーカーにとっても「いかに顧客の要望に応えるか」が重要な課題に。

ブガッティはその顕著な例であり、もちろんカスタムペイントに対しても積極的ですが、ワンオフでカラーを開発する場合には最低でも4ヶ月を要する、とのこと。

ブガッティが顧客によってカスタムされたディーヴォ4台を公開!「仕様を決めるだけで1年」「アジア人は斬新な色を好む」「子供の絵を入れてほしいという人も」

| ブガッティはほか自動車メーカーとは全く異なるところにリソースを割いていそうだ | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49866040856/i ...

続きを見る

その理由としては「耐候テストを行うために」そのカスタムカラーに塗ったパネルを放置して色あせ等を見るからだとされますが、こういった手間を要することを鑑みるに、「新色の調合」が非常に高価なオプションであることにも納得です。

【動画】その名は「ヒデト・ブルー」!世界で最も高価なペイントを持ち、オプション総額1億円を超えるブガッティ・シロンが東京にいた!

オーナー友人の開発による、特殊なメタルフレークを使用した「世界にひとつ」の塗装 世界中からスーパーカーのレビューを届けてくれる女性ユーチューバー、スーパーカーブロンディさん。これまでにもケーニグセグ・ ...

続きを見る

合わせて読みたい、カスタムカラー関連投稿

ポルシェがテニスプレイヤーにワンオフの911カレラGTSを納車。ボディカラーは「フローズン・ベリー・メタリック」

プロテニスプレーヤー指定色に特別塗装 プロテニス選手、ラウラ・シグムントさんにワンオフのポルシェ911カレラ4GTSカブリオレが納車に。 これまでもポルシェは様々なカラーを公開してきましたが、今回はか ...

続きを見る

ポルシェが毎年発表する「見る角度によって色の変わる」ペイント。なんとオプション価格(塗装だけ)1050万円だった件

| やはりポルシェのカスタムにはお金がかかる | ポルシェはそのカスタム部門「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」を刷新し、その後積極的に情報を公開。インスタグラムもアカウントを開設してその ...

続きを見る

世界に一台、見る角度によって色味の変わる「ミスティクローム」塗装を持つフォードGT。そのオプション価格は1100万円

| それでもこの外観、「世界に一台」の希少性が手に入るなら安いかも | フォードGTにオプション設定される、「見る角度によって色味が異なって見えるペイント」、ミスティクロームを選択したオーナーが登場。 ...

続きを見る

参照:ap_andypreuninger

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->ポルシェ(Porsche), >ランボルギーニ
-, , , , , ,