| オプション内容は911GT3らしくシンプルでスパルタン |
ポルシェは新型911GT3を発表したところですが、早速本国にてそのカーコンフィギュレーターが公開に。
その車両価格は167,518ユーロ/125,625ポンドに設定されていますが、日本国内だと当然ながら更に高い値付けがなされることになりそうです。
ここでざっとその内容を見てみましょう。
新型ポルシェ911GT3のボディカラーは14色
まずボディカラーは14色。
スタンダードカラーは「ホワイト」「ブラック」「ガーズレッド」「レーシングイエロー」というおなじみのメンバーです(追加費用ゼロ)。
メタリックカラーだと「キャララホワイトメタリック」「ジェットブラックメタリック」「アゲートグレーメタリック」「ドロミテシルバーメタリック」「GTシルバーメタリック」「ジェンティアンブルーメタリック」の6色(876ポンド)。
ひところ人気のあったブラウンやゴールド系、そして深いグリーンは姿を消したままですね。
スペシャルカラーでは、イメージカラーに採用された「シャークブルー」、そして「クレヨン」「ラバオレンジ」「パイソングリーン」の4色(2525ポンド)。
ホイールには「ストライプ入り」も
なお、ホイールの選択は「20/21インチ 911GT3ホイール(センターロック)が標準で、選択肢はこの一種のみ。
スタンダードだとシルバー仕上げとなっていますが、オプションでサテンブラック(842ポンド)、サテンブラック+ブルー/ガーズレッドリム(1,263ポンド)、サテンネオダイム(ゴールド/842ポンド)、サテンダークシルバー(842ポンド)がラインアップ。
そのほかタイヤ関係だと「パンク修理キット(42ポンド)」も設定されています。
新型ポルシェ911の外装関係にはこういったオプションも
そして外装関係に目を移すと、「軽量カーボンルーフ(2,517ポンド)」、「ボディ同色ドアミラー(380ポンド)」、「PORSCHEロゴ入りドアカーテシーライト(101ポンド)」、「ドアにモデル名(ブラック含む4色/147ポンド)」、「モータースポーツステッカー(4色/329ポンド)」、「PORSCHE」サイドロゴ(4色/270ポンド)」、「サイドモデルロゴ(4色(270ポンド)」、「モデル名ボディカラー同色(168ポンド)」、「モデル名レス(0ポンド)」、「エクスクルーシブデザイン燃料キャップ(93ポンド)」、「ペイントプロテクション(210ポンド)」が用意されています。
ヘッドライト関係のオプションが充実しているのはポルシェの常ですが、新型911GT3には「ブラックヘッドライト+PDLS+シャークブルーリング(812ポンド)」、「ブラックヘッドライト+PDLS(434ポンド)」「マトリクスヘッドライト+ブラック仕上げ(2,487ポンド)」「ダーク仕上げテールランプ(590ポンド)」「自動防眩ミラー+レインセンサー(387ポンド)」「プライバシーガラス(387ポンド)」が用意されています。
新型ポルシェ911GT3の「機能系オプション」はこうなっている
新型911GT3の機能系オプションだと、まずトランスミッションは「7速PDK」「6速MT」が用意されており、これらは両方とも「0ポンド」。
そのほか「クロノパッケージ(336ポンド)」「セラミックブレーキ(PCCB/6,498ポンド)」「セラミックブレーキ+ブラックキャリパー(7,079ポンド)」「ブラックキャリパー(581ポンド)」「リフティングシステム(2,214ポンド)」・
上記のほかだと運転支援系として「パークアシスト(リア)+リバースカメラ(876ポンド)」「トラフィックサインレコグニション(294ポンド)」「ホームリンク(203ポンド)」、オーディオ/コミュニケーション系だと「ボーズサラウンドシステム(1,002ポンド)」が揃います。
新型911GT3のインテリアにはこういったオプションがある
次は新型911GT3のインテリアでについて、こちらは「ブラックとGTシルバー」「ブラックとガーズレッド」「ブラックとシャークブルー」の3パターン。
ただし、「ブラックとGTシルバー」以外は834ポンドのオプション費用が必要です(変更されるのはステッチカラーのみ)。
シートは標準だと4ウェイ電動調整式で、オプションだと18ウェイアダプティブスポーツシート(1,734ポンド)、フルバケットシート(3,788ドル)も。
なお、フルバケットシートを選ぶと、コントラストトカラーに合わせてシート中央のカラーも変化するようですね。
これらのほか、追加でアンビエントライトが付与される「ライトデザインパッケージ(354ポンド)」、「シートヒーター(345ポンド)」、収納ネットがセンターコンソールに用意される「ストレージパッケージ(0ポンド)」、「ボディ同色キー+レザーポーチ(261ポンド)」、「消化器(135ポンド)」、「カラーシートベルト(5色/194ポンド)」、「ISOFIXチャイルドシートアタッチメント(126ポンド)」、「スモーキングパッケージ(38ポンド)」、「6点式ハーネス(294ポンド)」、「ステアリングホイール&ギアセレクターをスムースレザー化(0ポンド)」といったものも。
加えて「レザーエッジつきパーソナルフロアマット(336ポンド)」「ステアリングコラムレザー張り(252ポンド)」「フロアマットにレザーエッジ(261ポンド)」「エアコン吹出口のレザー化とルーバーのペイント(1,010ポンド)」「レザーサンバイザー(291ポンド)」「スポーツシートプラスのシートバックをレザー化(1,137ポンド)」「キーをレザー化+レザーキーポーチ(333ポンド)」「レザー車検証入れ(270ポンド)」といった選択肢が提示されています。
細かいところだと「キー同色化+レーステックスキーポーチ(261ポンド)」、「ベルトアウトレットをレーステックス化(270ポンド)」、「サンバイザーをレーステックス化(291ポンド)」、「ストレージコンパートメントをレーステックス化(PORSCHEロゴもしくはポルシェエンブレム入り/161ポンド)」がありますが、「レーステックス」はアルカンターラのような、スウェードのような軽量人工素材です。
インテリアの素材も多種多様
なお、インテリアの素材が多種多様なのもポルシェの特徴(さすがに911GT3には、その性格上”ウッド”は用意されないようだ)。
新型GT3には「カーボン製車検証入れ(506ポンド)」、「カーボンインテリアパッケージ(926ポンド)」、「アルミニウムインテリアパッケージ(ブラック/0ポンド)」、「アルミニウムペダル(245ポンド)」がラインアップ。
そのほか、新型ポルシェ911GT3にはこういったオプションも
上記以外だと、「クラブスポーツパッケージ+消化器」があり、これは文字どおり消化器がプラスされるもの(135ポンド)。
なお、911GT3には「クラブスポーツパッケージ」がj標準装備されており、これはボルトオンロールケージが装着されるという内容です。
やっぱり乗るならシャークブルー
そしてぼくが自分で乗るならと考えると、やはりボディカラーはシャークブルー。
そしてホイールはゴールド、ブレーキキャリパーはブラック、ヘッドライトやテールランプはブラック(ヘッドライトにはブルーアクセント)、インテリアではブルーステッチにブルーのシートベルトという「ブルーとブラックの2色」にまとめた仕様です。
新型ポルシェ911GT3の内外装カラー、オプションをまとめた動画はこちら
参照:Porsche