| 意外と世界中では6輪オフローダーの需要が高かったようだ |
さて、メルセデス・ベンツG63 AMG 6X6に端を発する6輪ブーム。
その後は米チューナー、ヘネシーがフォードF-150を6輪化したり、英チェルシー・トラックカンパニーがランドローバー・ディフェンダーを6輪化したほか、数多くのチューナーが「6輪」プロジェクトを立ち上げ済みです。
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ジープベースの「アポカリプス・ヘルファイア」
そして今回紹介するのは、アポカリプス・マニュファクチャリングなる会社がリリースした「アポカリプス・ヘルファイア」。
アポカリプスとは黙示録つまり世界の終末を現し、そのルックスは世界の終末すらも生き残ることができそうです。
ベースはジープ(ラングラーもしくはグラディエーター)で、これを6輪化したということになり、驚くべきことに(アメリカでは)合法に公道を走行できるようですね。
ちなみに販売元はサウスフロリダ・ジープ(ジープの正規ディーラーなのかも)、価格はなんと199,990ドル(2000万円オーバー)。
車体のほとんどの部分は「カスタム済み」
見たところドアパネルはじめキャビン構造は「そのまま」のようですが(それでもペイントしなおされている)、フロントバンパーやグリルが交換されてウインチが装着され、ボンネットも交換された上でウインドウフレームにはシュラウドつき。
前後フェンダーは大きく拡大されたうえでタイヤとホイールも「巨大な」40インチサイズへ。
リアの荷台は「サイバートラック」のような形状を持ち、リヤハッチには「APOCALYPSE」の文字。
車体全体は耐スクラッチ製の塗料にて塗装されているようですね。
搭載されるエンジンは6.2リッタースーパーチャージドV8(ヘルキャット)、出力は750馬力。
トランスミッションは8速ATを採用し、駆動輪はもちろん6輪全輪のほか、4輪のみとすることも可能とアナウンスされています。
画像を見るに、アポカリプス・マニファクチャリングでは別の個体も製造しているようですね。
そのほかリアにもウインチが装着され、パワーランニングボードが装着され、リバースカメラも装着済み(カメラがないと恐ろしくて運転できない・・・)。
LEDライトも各部に仕込まれていて、パーティにも対応できる仕様を持っています。
インテリアだとレザーへの張替えにプレミアムオーディオ装着など快適性を重視したカスタムが施され、「普段乗り」にも対応できるようですね。
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参照:JamesEdition