| ボディカラーやインテリアカラーに新色追加、新型メルセデス・ベンツCLSは内外装のデザインを一新してさらに魅力を向上 |
メルセデス・ベンツが4ドアクーペ、「CLS」のフェイスリフト(マイナーチェンジ)版を発表。
外観上の変更点としてはグリルの変更、バンパーの変更、ホイール形状の変更にボディカラーの追加(スペクトラルブルーメタリック、ジュピターレッド、カシミアホワイトマグノ、エメラルドグリーン)といったところ。
インテリアだと手の動きを感知する2ゾーンのセンサーパッドを内蔵したステアリングホイールの採用、トリムの追加やインテリアカラーの変更がトピックとなっています。
メルセデス・ベンツCLSは「ドリームカー」
メルセデス・ベンツによると、CLSのカテゴリは「ドリームカー」。
ロードスターやカブリオレ同様に、実用車ではなく非現実性を楽しむクルマということになりそうですが、2004年に初代が登場したのち、現在までに45万台が販売された、とのこと。
なお、現在のメインマーケットは中国(中国は本当にクーペスタイルのセダンが好きだな・・・)、そして韓国、次に米国、ドイツ。
ここで韓国が出てくるのはちょっと意外ではあるものの、かねてより韓国では相当数のメルセデス・ベンツが売れていると報じられています。
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そしてもちろん、メルセデス・ベンツCLSを購入する人が最も重要視するのはそのデザインであり、今回のフェイスリフトにて、メルセデス・ベンツはそのラグジュアリーさ、スポーティーさに磨きをかけてきたということになりそうですね。
オフィシャルフォトにて公開されたのは「AMGライン装着車」で、フロントバンパーには大きなエアインテークそしてクロームのスプリッターが装着。
グリルにはメルセデス・ベンツのスリーポインテッドスターをあしらった「メルセデス・ベンツ・パターン」が採用されています。
リアだとブラックのディフューザールックインサートとクロームのトリムストリップが装着済み。
なお、ホイールサイズは19インチ、デザインは「5スポーク」と「マルチスポーク」の二種が用意されているとのこと。
なお、日本ではどういったラインアップとなるかは不明ではあるものの、本国だと1.9リッター4気筒ディーゼルエンジン(191PS)、2.0リッター4気筒ディーゼルエンジン(261PS)、3リッター直列6気筒ディーゼルエンジン(325PS)に加え、2リッター4気筒ガソリンエンジン(295PS)、3リッター直6ガソリンエンジン(362PS)も。
新型メルセデス・ベンツCLSのインテリアはこう変わった
新型メルセデス・ベンツCLSの内装にて目を引くのはやはりステアリングホイール。
メルセデス・ベンツにしてはかなり珍しい2トーンカラーを採用しています。
スポーク部はグロスブラックにクロームのエッジが用いられ、グリップ部に設けられたセンサーによって「アクティブディスタンスアシストDISTRONIC」「アクティブステアリングアシスト」の使い勝手が向上することに。
トリムの変更も受けており、ブラウンウォルナットとハイグロスグレーのウッドトリムが追加され、シートにはネバグレー/マグマグレーとシエナブラウン/ブラックという組み合わせを持つ2トーンが選択可能に、さらにパーソナリゼーションプログラム「デジーノ」ではクラシックレッド/ブラック、サドルブラウン/ブラック、タルトゥーフォブラウン/ブラック、ディープホワイト/ブラック、ヨットブルー/ブラックも用意されています。
メルセデスAMG CLS 534MATIC+も登場
そして今回、AMG版である「メルセデスAMG CLS 534MATIC+」も同時発表。
バンパーはAMGモデル専用となり、ブラックのフリックそしてエアカーテンが用いられ、グリルはもちろん「パナメリカーナ」。
ウインドウフレームにはポリッシュ仕上げのアルミニウムが採用されていますが、これは「AMGナイトパッケージ」装着によってグロスブラックへと変更できるようですね。
トランクリッドにはスポイラー、そしてバンパーには大きなディフューザーが内蔵されています。
メルセデスAMG CLS 534MATIC+に搭載されるのは3リッター直6ターボエンジン、出力は435PSを誇ります。
インテリアにはカーボンファイバーが多用され、ステアリングホイールは「ダブルデッカー」。
現時点で日本市場における新型メルセデス・ベンツCLSの価格そして納車時期についてアナウンスはなく、しかし追ってなんらかの発表があるものと思われます。