
| 今回ウインドスクリーンが設定れたところを見ると、まだエルヴァは売れ残っているようだ |
ウインドスクリーンやサンバイザー、ウォッシャータンクなどの追加にて+20kg
マクラーレンが突如「フロントスクリーンを装着したエルヴァ」を公開。
このフロントスクリーンはエルヴァのオプション扱いとなり、マクラーレンにてパーソナリゼーションを担当するMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)によって装着されるもの。
追記
このウインドスクリーンについて、今回新たに設定されたものではなく、エルヴァ発表時から用意されていたオプションであるとのご指摘をいただきました。
お詫びとともに訂正するとともに、ご指摘に感謝いたします。
フロントスクリーン付きのエルヴァは年内から納車開始
このフロントスクリーン装着版エルヴァについて、装着されるウインドウにはヒーターが内蔵され(さすがにフロントウインドウにヒーターが必要な状況でこのクルマに乗る人は少ないと思う)、ウインドウフレームはカーボンファイバー、さらに電子制御式レインセンサーワイパー、ウォッシャー、サンバイザー等が追加されて「普通の車」として使えるように配慮されています(それでもサイドウインドウとルーフは無い)。
なお、これによって「フロントバンパーからエアを吸い込み、フロントウインドウ上から空気を排出することで、ドライバーを直撃する風をちょっとだけマシにする」デバイス、AAMS(アクティブ・エア・マネジメント・システム)が削除されており、このAAMSとウインドウ一式との「差し引き」にて重量は20kg増加している、とのこと。

フロントウインドウ追加にて失われるものは何もない
マクラーレンによると「フロントウインドウの追加によって、エルヴァのオリジナルの精神が失われることは何もない」。
実際には重量物が車体上部に位置することで、エルヴァの目指した「クルマとドライバーとの濃密な対話」が多少なりとも損なわれているのは間違いないはずですが、もともとエルヴァは815馬力もあるので、これくらいの重量やバランスの変化であれば「ほぼ体感できない」範囲なのかもしれません。

なお、フロントスクリーン装着前のエルヴァであれば、0−100キロ加速は2.8秒、0−200キロ加速は6.8秒。
搭載されるエンジンは4リッターV8、トランスミッションは7速デュアルクラッチ、そして駆動輪は後輪のみとなっています。

エルヴァの生産台数は結局149台に
なお、エルヴァは当初399台の限定モデルとして発表されていますが、限定数量を249台へと引き下げており、さらにそこからも149台へダウン。
その理由としては「限定ハイパーカーを乱発しすぎ」そして「フロントウインドウがないので普通に乗れない」からだと言われ、今回のフロントウインドウ追加はそういった顧客の声を反映したものだとも言えそうです。

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どうしてこうなった・・・。マクラーレンがまた限定ハイパーカー「エルバ」の生産台数を引き下げ、当初計画の半分以下に
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ちなみに最近はこういった「フロントスクリーンの無いスピードスター流行り」で、フェラーリからはモンツァSP1/SP2、マクラーレンからはこのエルヴァ、アストンマーティンからはV12スピードスターが限定発売され、ランボルギーニからはワンオフながらSC20が発表済み。
各自動車メーカーとしては「スピードスターは特別感があるためにコレクション価値が高い」として発売に踏み切ったのだと思われますが、このエルヴァの状況、そして未だ売れ残っていると言われるアストンマーティンV12スピードスターの状況を考慮するに、今後しばらくは各メーカーから「スピードスターは出ない」かもしれません(黒歴史)。

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