| この機会を逃すと、おそらくはもう二度とこのクルマを目にすることはなさそうだ |
冷静に考えるとベンテイガに近い価格設定もであり、意外と売れるのかもしれない
さて、メルセデス・マイバッハGLS600 4MATICを見にメルセデスミー大阪へ。
今回は特別展示ということで「台座」が設けられ、マイバッハ専用のディスプレイウォールも設置されています。
そして車輌の横にはレッドカーペットが敷かれており、このあたりからもマイバッハの特別さを伺うことができますね(専任のスタッフがついている)。
なお、ボディカラーはイメージカラーの「ヒヤシンスレッド」、全長5,205ミリ、全幅2,030ミリ、全高1,838ミリ(欧州仕様)という堂々たる体躯を誇り、車両本体価格は2729万円に設定されています。
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メルセデス・マイバッハGLS600 4MATICはこんなクルマ
メルセデス・マイバッハGLS600 4MATICはメルセデス・ベンツGLSをベースに「マイバッハ」の名にふさわしい装備を与えたクルマで、搭載されるエンジン4リッターV8ツインターボ / 558馬力、そして48ボルトシステムによる「EQブースト」を持ち、22馬力のエクストラパワーを獲得しています(マイルドハイブリッド)。
トランスミッションは9速AT、0−100km/h加速は4.9秒、最高速度は250km/h(おそらくリミッター作動)だとアナウンスされていますが、車体重量2,785キロの巨体の割には「高い走行性能を誇る」ということになりますね。
そしてメルセデス・マイバッハ最大の特徴というと、この(マイバッハ特有の)縦ルーバーを持つグリル。
ここが通常のメルセデス・ベンツでも、メルセデスAMGでもない特別さを演出しています。
グリルはフロントバンパー表面とツライチ。
そこまでは「シャークノーズ」っぽくないという印象です。
なお、デザイン言語としてはおなじみ「官能的純粋」が採用され、これは極力段差や継ぎ目を排除したものですね。
グリルフレーム上面には「MAYBACH」のロゴ、そしてその上にはメルセデス・ベンツのオーナメント。
ルーバーは比較的複雑なフィニッシュを持っていますね。
グリルガイドはポリッシュ風仕上げ(価格帯や、その性格を考慮すると、本物のポリッシュかもしれない)。
グリルは扇形のような構造を持つクロームフィニッシュ。
ホイールサイズはメルセデス・ベンツ最大の23インチ、センターキャップにも「MAYBACH」のロゴが入ります。
メルセデス・ベンツはマイバッハをして「芸術品」だと称していますが、まさにこのホイールの仕上げは芸術品と呼ぶにふさわしく、メルセデス・マイバッハGLSの中ではもっとも芸術的とも言える部分かもしれません。
フェンダーアーチはボディカラー同色、そしてリアは結構張り出しているようですね。
Cピラーにはマイバッハのロゴ。
リアバンパー、リアアンダーにもポリッシュ風トリムが装着されています。
テールパイプの中に「バー」が入るのもマイバッハの特徴のひとつ。
メルセデス・マイバッハGLS600 4MATICのインテリアはこうなっている
そしてこちらはメルセデス・マイバッハGLSのインテリア(前席はロックされており、後席しか見ることができない)。
マイバッハ専用ナッパレザーシート(マホガニーブラウン/マキアートベージュ)が装着されるフルレザー仕様で、designoハイグロスブラックフローイングライン、ピアノラッカーウッドインテリアトリムが装着されています。
電動式ステップも装着されているので乗り降りもらくちん。
後部シートにはオットマンつき。
シートにはコントラストステッチとパイピング。
カーペット、フロアマットはかなり毛足の長いフィニッシュを持っています。
ウッドパネルにラインが入るのも「マイバッハならでは」。
スイッチ類は明るいシルバーにて仕上げられ、オーディオは当然ブルメスター製です。
装飾ステッチも高級感あふれる仕上げですね。
リアのカーゴスペースは意外と狭く、これは「冷蔵庫」が入っているためかも。
なお、トノカバーはマイバッハのロゴが入るレザー製です。
この他の画像はFacebookのアルバム「メルセデス・マイバッハGLS600 4MATIC」に保存しています。