| ゴールドのアクセント、室内に取り付けられた特別なプレートがカッコいい |
ランボルギーニは現地代理店との関係性を重視しているようだ
さて、ランボルギーニは10年前にはじめてショールームをオープンしたそうですが、今回はランボルギーニの現地正規代理店であるGrand Chelem、そしてランボルギーニとの協業によって「10周年」を記念した特別なウラカンが製作されることに。
このスペシャルシリーズは4台のウラカンEVOにて構成され、ランボルギーニのパーソナリゼーション部門「アドペルソナム」にてカスタムされることになりますが、メキシコをテーマとして取り上げ、Vita(人生)、Morte(死)、Sogno(夢)、Tempo(時間)という4つのエレメントを組み込んでいます。
なお、日本ではすでに「展開50年」を迎えており、その際には日本を象徴する要素「水」「地」「風」「空」「火」を反映したアヴェンタドールを発売していて、ランボルギーニは各国のインポーターと協力し、仕様地向けとして特別なモデルを制作するケースが多々見られるようですね。
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4台それぞれのランボルギーニ・ウラカンEVOはこうなっている
エディション・ヴィータ
まずは「人生」をあらわすエディション・ヴィータ。
ボディカラーはヴェルデ・エルメス・グリーン、ホイールとアクセントはゴールド。
グリーンは生命と自然、ゴールド(Oro Elios)のホイールとインテリアのディティールは太陽をモチーフとし、メキシコ国旗にあしらわれるような鷲をかたどったプレートも装着されています。
シリーズ中、もっとも「メキシコ」を表現している一台だと紹介されています。
エディション・モルテ
こちらは「死」を表すエディション・モルテ。
ボディカラーはパープルっぽい「Blu Astraeus」、ホイールとアクセントはBronzo Serse。
「生と死の間の旅の準備をする経験を呼び起こし、祝福することを意味する」一台です。
エディション・ソーニョ
そしてこちらは夢をテーマにしたエディション・ソーニョ。
明るいブルー「Blu Symi」のボディカラーとゴールド「Oro Elios」とに彩られ、これらの色は、メキシコの民芸品に見られる神話上の生き物を象徴している、とのこと。
インテリアは、ブラックを基調とし、ゴールドのステッチが施されるほか、"人生に彩りと意味を与える "夢の、幻想的でありながら現実的な性質を称える双頭のドラゴンのバッジ”が装着されている、とのこと。
エディション・テンポ
最後は「時」をテーマとするエディション・テンポ。
ボディカラーはマットブラックの「Nero Nemesis」、アクセントは「Bronzo Serse」。
インテリアには「蛇」をテーマにしたプレートが装着され、これは「時間の経過とともに皮膚が脱落していくことで、自分自身が生まれ変わることを象徴」し、ランボルギーニとメキシコとの「10年」という時間をも表現しているようですね。
ランボルギーニにおいてマーケティングおよびセールス部門最高責任者を務めるフェデリコ・フォッシーニ氏によると、「メキシコは、ラテンアメリカで成長している自動車コミュニティに影響を与える存在となっており、Grand Chelemとのパートナーシップを祝うことができて光栄です」とコメント。
加えて、「ブランドのAd Personamプログラムでデザインされた4つの特別仕様車は、お客様がランボルギーニの車を構成する際の無限の可能性を提示しています」とも述べています。
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参照:lamborghini