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米にてトヨタFJクルーザーの中古相場が暴騰しているようだ!2019年に比較して現在は2倍以上、人気グレードだと650万円も。ボクは「ようやくFJクルーザーが正当に評価されるようになった」と考えている

投稿日:2021/09/18 更新日:

米にてトヨタFJクルーザーの中古相場が暴騰しているようだ!2019年に比較して現在は2倍以上、人気グレードだと650万円も。ボクは「ようやくFJクルーザーが正当に評価されるようになった」と考えている

| ボクにとって「いつかは手に入れなければならない」クルマの筆頭ではあるが |

このままではどんどん価格が上がってしまいそうだ

さて、ぼくにとって「欲しいけどなかなか買えない」クルマの筆頭、FJクルーザー(今でも、はじめてFJクルーザーを見たときの新鮮な驚きは忘れられない)。

手を出せない理由としては「サイズが大きい」「排気量が大きい(燃費がよろしくない)」というところですが、どうやらアメリカでその価格が異常な勢いで上昇しており、さらに値上がりするんじゃないかと見られています。

なお、アメリカでは2007年から2014年にかけてFJクルーザーが販売されていたものの、現役時代は大きなヒットにはなりえず、ジープ・ラングラーに比較すると「わずか数分の一」という販売台数にとどまっていたといいます。

その理由は「ランドクルーザーが値上がりしすぎたから」?

今回このレポートを掲載したハガーティによると、FJ40のみならずFJ60やFJ80といったランドクルーザーの中古価格がかなり高くなってしまったからではないかと推測しており(昨年だけで、FJ60は35%、FJ80は23%も相場が上昇している)、それらに割高感が出てきたこと、そしてランドクルーザーの人気が「比較的新しいモデルに移ってきたこと(そしてFJクルーザーもその一部として注目されたこと)」がFJクルーザーに目を向けさせるきっかけになったのでは、と見ているようです。

もともとFJクルーザーの中古相場は低くなく、アメリカでは(販売が終了した3年後の)2017年でも70~90%程度のリセールバリューを誇っており、当時から「5年で25%ほど値上がりする」とも見られていた模様。

ただし実際には、その中古相場の平均が2019年には1万4000ドルだったものの、2020年には2万7500ドルと「倍」程度に上昇し、さらに2021年では3万450ドルにまで上がっているといい、つまり予想を遥かに超えるペースで上っているということに。

そして面白いのが「中古車市場における取引が活発化していること」で、つまり売買が盛んに行われるようになり、売却の都度価格を上げているということ。

つまり株式や仮想通貨相場が上昇するときのような状況を見せており、多くの人々がFJクルーザーを「投機商品として見なすようになった」とも考えられます。

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FJクルーザーを購入しているのはどんな人?

そしてもうひとつ面白い事実が「FJクルーザーの保険加入台数が増加していること」。

これはつまり、「買って値上がりを待つべく保管しておく」のではなく、買った人が実際に乗っているということ、これまで中古車販売店で眠っていたFJクルーザーまでもが購入されて乗られているということを示しているのだと思われますが、この「実際に乗る」というのは結構重要な要素であり、それだけ「FJクルーザーを、本当に欲しくて購入した人」がそれだけ多いという事実を示しているわけですね。※FJクルーザーの中古価格と走行距離にはあまり相関関係が見られない

こういった「実際に欲しいと思った人が、高い価格にもかかわらず購入する」クルマは今後も値上がりを続ける可能性が高く、そして値下がりの可能性は低いとも考えています。

なお、FJクルーザーの購入層としては、団塊世代が39%、X世代が47%、ミレニアル世代は5%だそうですが、「FJクルーザーの保険見積もりを取る人の20%がミレニアル世代」だとも報告されているので、FJクルーザーは比較的若い層に人気が高いと捉えることも可能です(これも人気が下がりにくい要因のひとつ)。

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ただしFJクルーザーの購入には注意も

ハガーティは「FJクルーザーの購入にはいくつか注意が必要」だとも述べており、まずは車体後部のブラインドスポット(死角)の大きさ。

これについてはカメラやパーキングセンサーが必須だと言えそうですね。

そして2007年モデルはデフに弱点を抱えており、2007-2008年モデルではエンジンルームのインナーフェンダーエプロンに膨らみや亀裂が生じ、構造上の問題につながる設計上の欠陥が存在する模様。

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2009年半ばにFJクルーザーのエンジンが変更されて4.0リッターの "1GR-FE "V型6気筒を搭載し、VVT-i(シングル可変バルブタイミング)を採用したものの、このエンジンは「ハイオク推奨」なのでランニングコストがかかると指摘しており、しかし2010年には仕様変更によって「レギュラーでも性能を発揮できる」ように改良がなされている、とのこと。

そのために2009年モデル以降、できれば2010年モデル以降を選ぶべきだとしていますが、当然ながら2010年以降のモデルはそれなりに価格が高いようです(2007-2008年モデルに比較し、160万円程度も相場が高いようだ)。

ちなみにFJクルーザーの中でも高い人気を誇るのは、2014年に発売された「Trail Team Ultimate Edition」。

これは1年間のみの限定販売となり、初代FJ40の人気色であったヘリテージ・ブルーの塗装とホワイト・グリルを採用したほか、外部リザーバー式リアサスペンションシステムや、アプローチアングルを向上させるアルミ製TRDスキッドプレートなどを採用してオフロード性能を向上させていますが、走行距離の少ない個体だと650万円前後で取引されているようですね。

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FJクルーザーはこんなクルマ

FJクルーザーのデザインは、もとを辿ると2000年にロッド・ミレンが製作したFJ45のレストモッド「レトロクルーザー」。

ロッド・ミレンはトヨタのクルマを駆って多くのレースを制しており、その観点からもトヨタと縁の深いレーシングドライバーです。

これが話題となり、当時「なにかいい企画はないか・・・」と考えていたトヨタの目に止まって、そのコンセプト通り「レトロなランクルをイメージしたクルマ」を本家トヨタが開発したのがFJクルーザーだと言われています。

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自社ではなく外部が製作したカスタムカーを(形状は違えど)自動車メーカーが取り上げるという珍しい例ではありますが、それだけトヨタとロッド・ミレンとの関係性が良好であったということなのでしょうね。

FJクルーザーは、トヨタの歴史の中で、遊び心をデザインに取り入れた数少ないモデルのひとつであり、現役時代はその魅力が伝わりにくかったものの、販売が終了したのちにSUVブームやキャンプブームがやってきて、そこにトヨタの伝説的な信頼性とオフロードの歴史が加わり、そしてようやく「正当な評価を得られるようになった」と考えていいのかもしれません。

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参照:Hagerty

 

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