| アルファ・モータースのEVシリーズはデザイン的にイケてると思う |
問題は「実際に発売されるかどうか」
さて、EVスタートアップ「アルファ・モータース」がその最新モデル「SAGA(サーガ)エステート」を公開。
アルファ・モータースはこれまでにもピックアップトラックの「ウルフ」に加え、サーガ・セダンも発表しており、そして今回はそのステーションワゴン版、ということになりますね。
なお、アルファ・モータースによると、このサーガ・エステートのコンセプトは「冒険を求めるクロスオーバー」なのだそう。
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現時点ではまだまだ情報が少ない
なお、アルファ・モータースはこのサーガ・エステートについて多くの情報を公開しておらず、わかっているのは軽量なアルミ製ボディパネルやLEDヘッドライトの採用、そして大きくはり出したホイールアーチ、パノラミックガラスルーフ、17〜20インチサイズのホイールが用意されること、そしていくつかのスタイリングパッケージが用意されていること。
フラッシュマウントドアハンドルはトラック、そしてセダンバージョン同様ですね。
ルーフは後方に向けてスロープしており、ワゴンと言うよりは「クーペ風」。
アメリカでは「ワゴン」の人気がさほど無いと言われますが(ワゴンを購入するのであればSUVを買う傾向が強い)、ポルシェは「タイカン・クロスツーリスモ」を発売したり、BMWは「Mモデル初のワゴン」であるM3ツーリングの発表を控えるなど、微妙にワゴン人気が盛り上がりそうな予感も。
なお、このライトブルーのボディカラーを持つ個体はチューブラーバンパーやアンダーガード、オーバーフェンダーにオフロードタイヤを持つ「オフロードパッケージ」装着車。※車高は50ミリアップ
ルーフラックやフォグランプ類も取り付けられており、アドベンチャー風味満載です。
アルファはサーガ・エステートの「オンロード志向」車も公開
そして一方、こちらの個体はオンロード志向のエアロダイナミックパッケージ装着者。
フロントスポイラー一体型バンパーにリベット留めオーバーフェンダーも取り付けられています。
サイドやリアアンダーにもエアロパーツが装着済みで、車高もかなり落とされているようですね。
リアにはディフューザー。
ブレーキディスクは見たところカーボンセラミック、そしてキャリパーはかなり巨大に見えます。
ルーフにはカーボンファイバー製サーフボード。
これは実際に発売されるのか、それとも「演出用小物」なのかは不明です。
アルファ・サーガ・エステートのインテリアはこんな感じ
そしてこちらはサーガ・エステートのインテリア。
外観同様にシンプルかつレトロといった印象です。
レトロな雰囲気のラジオ、ウッドトリム、分厚いボルスター付きシートが装備されています。
画像を見るに、シートセンターはパンチングレザー、もしくはチェック柄のファブリックが用意されているようですね。
メーターは「アナログっぽく」見えるデジタルメーターで、何パターンかの表示を選択できるのかもしれません。
性能面だと、デュアルモーター全輪駆動システムと85kWhのバッテリーパックを搭載しており、300マイル(約483km)を超える航続距離を実現することを”目指して”いるほか、0-60mph(0-96km/h)加速は6.3秒、約1時間でバッテリーパック容量80%までの充電が可能だとアナウンスされています。
なお、価格はインセンティブ(EVへの補助金支給)前だと45,000〜55,000ドルをスターラインとしているそうですが、発売時期については現在「未定」なのだそう。
アルファ・モータース「サーガ・エステート」を紹介する動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=PCsrkL7lDns参照:REC Anything