限定台数150台のうち「69番目の」アストンマーティン・ヴァルキリーが納車！ボディカラーは「スーパーノヴァレッド」

｜ なぜかアストンマーティンは公的にヴァルキリーの納車について祝う姿勢を見せていない ｜

今のところボディカラーは「レッド」が多いようだ

さて、アストンマーティン・ヴァルキリーは昨年11月から納車が始まっていますが、2016年のプロジェクト開始から納車に至るまでに「5年」という長い時間を要した割には「静かに」デリバリーが行われており、これはちょっと意外なところ。

つまりアストンマーティン自身からは「納車を開始した」とは公式にアナウンスがなされておらず、今のところ納車事例は第三者の目撃や、納車を受けたユーザーがインスタグラムなどのSNSに投稿している情報のみにとどまります。

そのボディカラーはスーパーノヴァレッド

そして今回インスタグラム上にて公開されたのが「150台のうちの69番目」のアストンマーティン・ヴァルキリー。

納車されたのはノルウェーのオスロだとされており、撮影されたのは現地のアストンマーティンディーラーなのだそう。

ちなみに納車第一号と言われるのは昨年11月に目撃されたドイツの個体で、その次に報告されたのはオーストリアの個体。

なお、オーストリアの個体はフロントがレッド、リアがブラックのグラデーションというカラーリングを持っており、つまり納車2号と3号は両方とも「レッド」ということになりますね。

ホイールはメッシュ状のデザインを持っており、先に納車された個体の「マルチスポーク」とは異なっていて、つまりはいくつかのパターンがあると考えて良さそう。

アストンマーティンはニュルブルクリンクに挑戦？

なお、アストンマーティン・ヴァルキリーに積まれる6.5リッターV12エンジンは「自然吸気エンジン最強の」1155馬力を発生し、0−100キロ加速は2.5秒、最高速度は320キロを遥かに超えると言われており、開発開始時に言われたのは「レギュレーションで縛られたF1マシンよりもサーキットでは速い」ということ。

さらにはニュルブルクリンクにおいても市販車最速タイムを更新できるポテンシャルを持っているといい、前アストンマーティンCEO、アンディ・パーマー氏は当然ながらニュルブルクリンクへの挑戦をほのめかしていたわけですね。

そして現在のアストンマーティンCEOは前メルセデスAMGのCEOを努めていたトビアス・メアース氏ですが、メルセデスAMGもやはり（以前から）ニュルブルクリンクに果敢に挑んできた自動車メーカーのひとつであり、高い確率で市販車最速に挑むだろうと考えています。

実際のところヴァルキリーで市販車最速タイムを更新することは「現実的」かもしれませんが、その価格やバックボーンを考慮すると、「ちょっと反則なんじゃないか・・・」という気も。

なお、妥協なく作られているハイパーカーなので、こんな感じでシートは（ロールセンターを中心に集中させるため）左右ぴったり寄せられており、成人男性二名が乗るとかなり窮屈なことになりそうです（アストンマーティンは、世界中の成人の約95％くらいの体型をカバーすると述べている）。

アストンマーティン・ヴァルキリーの納車時の投稿はこちら

この投稿をInstagramで見る

AS INSIGNIA(@asinsignia)がシェアした投稿

合わせて読みたい、アストンマーティン関連投稿

参照：asinsignia, motor1