| 思い切ったデザインなるもけっこう実現可能性は高そう。実際に発売されてもおかしくはなさそうだ |
今後、バイクのデザインはエレクトリック時代を迎えて大きく変わってゆくのかも
さて、オランダのデザイナー、サビーノ・リーレントヴェルト氏がBMWモトラッド「CH4コンセプト」を公開。
これはBMWとは関係なく、デザイナー氏の個人的な発想によるプロジェクトであり、詳細は公開されていないものの、未来的そして攻撃的なスタイルという特徴を持つもよう。
一方でパイプフレームやコンベンショナルなサスアームを持っていて、「実現可能な」仕様も持っているようですね。
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パワートレインは「ガソリン」?
もちろんこのバイクのパワートレインについても言及はなく、しかしキノコ型エアクリーナーやエキゾーストパイプがあるところから見て「ガソリンエンジン」による駆動だと考えて良さそう。
なおエンジンは水平対向ではなくV型のようにも見えますね。
そしてなんと言っても興味深いのがこの「ガルフカラー」。
ガルフカラーはフォードやマクラーレン、ポルシェそしてアストンマーティンといった自動車メーカーのスポンサーで有名ですが、「バイク」にこのカラーリングを用いた例は珍しいんじゃないかと思います。
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ヘッドライトはスプリット、そしてカウルとフロントフォークのカバーとに連続性をもたせるなどエアロダイナミクスを強く意識しているようですね。
加えてサイドカウルとパイプフレームとが一体化していたり、アンダーカウルにはブレード状の構造が見られたり、という特徴も。
こちらは「色違い」バージョンですが、このほうが細部がよく分かるようにも思います。
乗車ポジションはかなり高く、完全なる前傾姿勢を取る必要があり、タンクを抱きかかえるようにして乗ることになりそうですね。
テールランプはシート内蔵、そしてその下にも縦型ストラップランプ。
リアホイールにはすり鉢状のカーボンファイバー製カバーが取り付けられ、やはり空力を強く意識しているもよう。
なお、バイクはクルマとは異なり趣味性の強い乗り物であり、その購入層を考慮するとかなり思い切ったデザインや構造を採用することができる、とも考えています(そもそも、バイク乗りは、暑さや寒さに耐え、様々な不便さを覚悟のうえで”クルマではなく”バイクに乗っている。その理由は人様々ではあるが)。
よって現代でも「ぶっ飛んだ」デザインを持つバイクが多数ありますが、今後もそういったバイクが増えると楽しいなあ、と思ったりします。
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