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VWバス電動版、「ID.Buzz」の内装が公式ティーザー画像として公開!一切動物由来の素材を使用せず、目に入る部分の71%は再生素材。くわえて随所にはVWバスがモチーフのデザインも

VWバスの内装が公式ティーザー画像として公開!一切動物由来の素材を使用せず、目に入る部分の71%は再生素材。くわえて随所にはVWバスがモチーフのデザインも

| ID.Buzzのインテリアカラーはボディカラーにマッチしたコーディネートがなされるようだ |

おそらくフォルクスワーゲンがもっとも期待しているIDシリーズはこの「Buzz」だと思われる

さて、フォルクスワーゲンはその電動車シリーズ「ID」のプロモーションを強化中ですが、今年発表されるIDシリーズでもっとも期待されているのが「Buzz」。

これは先般からティーザーキャンペーンが行われていることでもわかるとおり「フォルクスワーゲンバスの再来」とも言えるモデルで、実際のところフォルクスワーゲン自身としても、”もっとも我が社にとってのアイコニックなモデル”と語るVWバスとの関連性を強く押し出しています。

そして今回リリースされたのが「(リークを除くと)はじめて」見せる内装の画像であり、同時にいくつかの情報も公開されることに。

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使用される素材はすべてサステイナブル

公開された画像は「5人乗り」のパッセンジャーモデルですが、フォルクスワーゲンはこれとは別に「商用」として、「前3人がけ、そしてそのうしろは荷室」というモデルも発表予定だとも報じられています。

そしてこの5人乗りモデルについては、ボディカラーにあわせた内装色が用意されるといい、画像だと「オレンジ外装にオレンジのセンターを持つシート」。※アンビエントライトは30色から選択可能

ちなみにボディカラーとしては単色が7つ、2トーンカラーでは4つのバリエーションが展開される、とのこと。

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そしてフォルクスワーゲンはこのID.Buzzをとびっきり楽しいモデルに仕立て上げようと考えているようで、内装のあちこちには楽しそうなデザインが見られます。

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こちらはID.Buzzのシルエット。

車体のあちこちに見られるようですね。

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なお、フォルクスワーゲンによれば、ID.Buzzの内装には本革や動物由来の素材は一切使用されておらず、用いられるのは「サステイナブルな素材のみ」。

例えば、ステアリング・ホイールはポリウレタン製だといい、しかしVWいわく「まるで本革のような手触り」とのこと。

フロアカバー、シートカバー、ヘッドライナーには、さまざまなリサイクル製品から作られた素材が使われていて、このうちもっとも環境に配慮した素材のひとつはシークアルヤーンと呼ばれるものだそうですが、これは90%の再生ペットボトルと10%の海洋プラスチックゴミから成る素材のようですね(先日、トム フォードが発表した腕時計と同じような素材だと思われる)。

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こういった試みによって、ID.Buzzの内装表面の実に71%が再生素材にて構成されると紹介されており、ID Buzzはピュアエレクトリックパワートレインと相まって環境に対する配慮がもっとも高いクルマの一台となるのかもしれず、VWバスの愛好家や、自然を愛する人々にも強く訴求することになるのかもしれません。

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なお、ID.Buzzは今年の秋からドイツの(VWが所有する)ハノーヴァー工場にて生産が開始されるそうですが、現時点では日本における発売は未定。

ただし日本はVWバスの愛好者が多い国のひとつなので、これをIDブランドの「目玉」として日本でも販売することになるんじゃないかと考えています。

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