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ポルシェが2021年の業績を発表し「販売、利益とも記録的だった」とコメント。1台あたりの利益は232万円、そして2025年には電動化比率50%、2030年には80%を目指す

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ポルシェ

| ポルシェの利益率は年々向上、自動車業界ではもっとも利益が出る自動車メーカーのひとつに |

加えて、ポルシェは「もっとも電動化比率の高い自動車メーカー」になったと考えられる

さて、ランボルギーニやベントレーなど、フォルクスワーゲングループに属する各ブランドが続々2021年の業績を公開していますが、今回ポルシェも2021年の販売台数が301,915台であったこと、営業利益は53億ユーロという記録的な数字であったことを発表。

一台あたりの利益は232万円に伸び、昨年の188万円から大きく成長しています。

加えて将来の目標を設定し、その電動化の範囲や進行について明らかにしたうえで、2030年までにはピュアエレクトリックモデルの販売を(総販売台数における)80%以上にする、とコメントしています。

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718ケイマン・ボクスターは完全電動化、911はハイブリッド化

まず、オリバー・ブルーメCEOはマカン・エレクトリックが「ポルシェにとって第二のピュアエレクトリックモデル」になることに触れ、その次つまり第三弾の完全電動化車両は718ケイマン・ボクスターのフルモデルチェンジ版となることに言及(マカンのようにガソリン車と併売されず、完全にエレクトリックカーと置き換えられる)。

この新しい718シリーズは、「セグメントで最高のピュアエレクトリックスポーツカー」となることを目標に、2020年代半ば(2025年)に登場する予定だといい、2021年のミュンヘン・オートショーで発表されたミッションRからインスピレーションを受け、最適な重量バランスを実現するためにバッテリーパックをミッドマウントすることが特徴になりますが、おそらくは新しいロータスの「ミドシップエレクトリックスポーツ」、そしてアルピーヌのエレクトリックスポーツと競合することになりそうです。

加えて911ハイブリッドの登場についても言及しており、こちらはプラグインハイブリッドではなく、919ハイブリッド由来の「パフォーマンス志向」ハイブリッドとなるようですね。

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ポルシェはひとまず2025年までに販売台数のうち50%を電動化

そしてポルシェは「2025年までに、販売する車両のうち50%を電動化」するという目標を再確認し、すでに欧州では顧客に納車される新車のうち40%がEVもしくはPHEVになっている、とのこと。

さらにポルシェは2023年までに世界販売の80%を電動化車両にするという目標を掲げていますが、おそらくポルシェは現段階でも「もっとも高い電動化比率」を誇る自動車メーカーなんじゃないかと考えています(メルセデス・ベンツやBMWに比較してもともとの販売規模が小さく、しかしタイカンのヒットによって急激に電動化比率が高まった)。

さらにポルシェはラインアップの電動化を行うのみではなく、充電ネットワークの拡充についても取り組んでおり、(現在のイオニティとの共同による充電ネットワークを補完するため)独自の”ラウンジ付き”充電施設を建設することも好評済み。※とんでもなく利用料が高そうだ

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ポルシェはもっとも「儲かる」自動車メーカーのひとつに

ポルシェは、最も収益性の高い自動車メーカーの一つであることでも知られていますが、今回それがあらためて数字で立証されており、2021年における売上高は331億ユーロ(15%増)、営業利益は53億ユーロ(27%増、1台あたりの利益は232万円という計算)、純キャッシュフローは37億ユーロ(68%増)を達成したと発表。

半導体不足にもかかわらず、ポルシェは2021年に過去最高の301,915台を納車し、これは2020年の272,162台を上回ったばかりか、史上初めて年間販売台数30万台を突破しています。

販売の内訳としてはマカンが88,362台、カイエンが83,071台という構成で、「SUVが最も売れた」のはこれまでどおり。

ピュアエレクトリックカーのタイカンは「セダン」「クロスツーリスモ」「スポーツツーリスモ」という3つのボディタイプが出揃ったことで2021年は前年比で2倍以上の41,296台を販売し、911シリーズは38,464台の販売台数を記録しています。

地域別だと中国が9万6,000台(8%増)でポルシェ最大の市場として君臨し、しかし米国での販売台数は7万台以上(22%増)、ポルシェの本拠地であるドイツでは約2万9000台(9%増)の販売を記録。

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Porsche-Financial-Results-2021-1

今回の発表において、ポルシェは現在の「緊迫した」経済・政治状況について述べ、ポルシェのCFOであるルッツ・メシュケ氏は「ポルシェは、ウクライナにおける武力紛争を大きな懸念と憂慮を持って見つめています。私たちは、敵対行為の停止と外交の再開を引き続き願っています。また、経済的にも政治的にも困難な数ヶ月が待ち受けていますが、それでも私たちは、長期的に少なくとも15%の売上高営業利益率を確保するという、長年にわたって固持してきた戦略的目標を堅持しています」とコメント。

さらにはこういった困難な状況にもかかわらず、ルッツ・メシュケ氏はIPO(株式公開)の検討についても触れ、現在ポルシェが素晴らしい状態にあることを認めつつ「戦略的、経営的、財務的に、ポルシェは素晴らしい状態にあります。したがって、私たちは自信を持って将来を見据えており、ポルシェAGのIPOの検討を歓迎します。これにより、ポルシェはその知名度をさらに高め、企業としての自由度を高めることができます。同時に、フォルクスワーゲンとポルシェは、将来にわたって共同シナジーの恩恵を受け続けることができるのです」と述べています。

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参照:Porsche

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