Image:Tesla(X)
| 誰がどう言おうと、イーロン・マスクが人類でもっとも成功した人物であることは間違いない |
もしかするともっと早く「1兆ドルの男」になる可能性も
さて、良しきにつけ悪しきにつけなにかと話題をふりまくテスラCEO、イーロン・マスク氏。
とくにツイッターでの発言が物議を醸すことが多く、しかし現時点においてもすでに「人類で最も成功を収めた人物」であるのは疑いようがないかもしれません。
そして今回、早ければ2024年にも「人類初の」1兆円長者になるのではと報じられています。
もちろんこれは「このままテスラの業績が伸び、その株価が上昇すれば」の話ではありますが、もしかするともっと早くそれが実現する可能性もありそうです。
この「2024年に1兆円」という根拠についてですが、これはここ最近、イーロン・マスク氏の資産が年間129%増加していることから算出したもので、テスラ株の値上がりのほか、スペースXが政府および民間企業を対象に、人工衛星、ISSの物資、人などを宇宙へ送ることで得ている巨額の収入も参入されている、とのこと。
イーロン・マスクCEOは2018年に「テスラが1兆円企業になる」と予測していた
参考までに、イーロン・マスクCEOは2018年に「10年以内にテスラが1兆ドル企業になる」と語ったことがありますが、この時ほとんどの人はこの発言をまともに理解するつもりはなく、これを夢物語と捉えるどころか、テスラが倒産する可能性のほうが高いと見ていたわけですね。
そして2018年に語られた「10年以内に1兆ドル企業になる」というイーロン・マスクCEOの主張はなんと(10年を待たず)3年後の2021年に達成されることになり、この状況を見るに、このままの勢いで今年にもイーロン・マスクCEO自身が「1兆ドルの男」となるのかもしれません。
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なお、テスラの株価が上がれば上がるほどイーロン・マスクCEOの資産も膨れ上がってゆくことになりますが、イーロン・マスク氏自身は豪華な生活を好むわけではなく、効率のためにプライベートジェットを使用するものの、すでに高額なカリフォルニアの自宅を売却して質素なテキサスの住宅に移り住んでいるといい、その生活レベルはときに「平均以下」だとされることも。※イーロン・マスクCEOの恋人によれば、「穴の空いたマットレスを使用している」「毎日ピーナッツバターを食べている」らしい
イーロン・マスク氏は自身の資金のほとんどをテスラの株式購入に充てており、現金があれば会社に投資したり慈善事業に寄付しているとも言われ、今回のロシアによるウクライナ侵攻に関してもスペースXの保有する衛星を(ウクライナの)インターネット通信のために開放したりといった具合に、意外にも困っている人に対して手を差し伸べることがあるようです(これまでにも同様の例がいくつかある)。
加えて同氏はかねてより「インターネット」「航空宇宙産業」「クリーンエネルギー」という分野において人類に貢献したいと考えていたとされ、現時点でそれらについては達成しつつあると考えていいのかもしれません。
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テスラ株はここしばらく好調だが
そしてテスラ株はここしばらくの間好調に上昇を続けており、その理由としては先日のギガファクトリー・ベルリンの開所、そしてここ最近の半導体(マイクロチップ)不足を乗り切った手腕とその体質(チップ不足はまだまだ続くが、テスラは他社よりも影響を受けにくい)、さらにはロシアのウクライナ侵攻によってもたらされた資源不足や価格高騰に対しても「テスラは他の自動車メーカーよりも、これに耐えうるだけの力がある」と評されているためだと言われます。
現在世界は「エレクトリック化」へと向かっているものの、様々な事情によってブレーキがかけられていて、しかしテスラはこういった状況においても「その減速は最小限の範囲だろう」と考えられている、ということですね。
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参照:Teslarati